アレッツォ【Arezzo】
イタリア中部、トスカーナ州の都市。エトルリア人の町に起源し、古代ローマの植民都市が置かれた。11世紀に自治都市になり、貴金属細工で発展。14世紀にフィレンツェ共和国の支配下になった。旧市街にはサ...
あれ‐てい【彼体】
あのくらい。あの程度。あのざま。多く対象を見下していう。「女房これを聞き…、—の者をば、すかさばやと思ひ」〈伽・物くさ太郎〉
アロエ【(ラテン)Aloe】
ススキノキ科アロエ属の多年生の多肉植物の総称。葉は厚く、ぎざぎざがある。アフリカ南部を中心に約300種が分布。葉の汁を乾燥したものを漢方で蘆薈(ろかい)といい、下剤・健胃薬に用いる。園芸では、多...
アロール‐しょとう【アロール諸島】
《Kepulauan Alor》インドネシア南部、小スンダ列島東端の諸島。ティモール島とオムバイ海峡で隔てられ、アロール島、パンタル島など火山性の島々からなる。キリスト教徒が多く居住する。アロル諸島。
あわざ【阿波座】
大阪市西区の地名。近世初期、多くの阿波の商人が住み、水上交通の要地であった。
あわせ‐たきもの【合(わ)せ薫き物】
数種類の香を練り合わせたもの。合わせ香。練り香。「よき沈(ぢん)—多くくべて」〈宇津保・蔵開上〉
あわ‐た・つ
[動タ四]雲などがわきあがる。多く立ちのぼる。「憂き目をばよそ目とのみぞ逃れ行く雲の—・つ山のふもとに」〈古今・物名〉
あわ‐だ・つ【泡立つ】
[動タ五(四)]泡ができる。泡が多く出る。「白く—・つ波」 [動タ下二]「あわだてる」の文語形。
あわ‐だ・てる【泡立てる】
[動タ下一][文]あわだ・つ[タ下二]泡が出るようにする。泡を多く作り出す。「髭(ひげ)そりクリームを—・てる」
あわ‐に
[副]多く。たくさん。一説に、深く、の意とも。「降る雪は—な降りそ吉隠(よなばり)の猪養(ゐかひ)の岡の寒からまくに」〈万・二〇三〉