あき‐からまつ【秋唐松】
キンポウゲ科の多年草。山野に生え、高さ1〜1.5メートル。茎は先のほうで枝分かれし、葉は浅く裂けた多数の小葉からなる複葉でカラマツに似る。夏の終わりごろ、薄い黄白色の小花が群がって咲く。
あき‐ちょうじ【秋丁子】
シソ科の多年草。山地の日陰に生え、葉は長楕円形で対生。秋、青紫色の細長い唇形の花を多数つける。
あき‐の‐のげし【秋の野芥子】
キク科の越年草。山野に生え、高さ1.5〜2メートル。葉は細長い楕円形で深い切れ込みがあり、秋、黄色の花を多数つける。
アゲラタム【(ラテン)Ageratum】
キク科の多年草。メキシコ原産で、日本では春まき一年草に用いられる。夏から秋にかけて、青紫色や白色などの小花を多数つける。
あさ‐がら【麻殻/白辛樹】
エゴノキ科の落葉高木。本州中部以西の山地に自生。葉は広楕円形。初夏、白い花が多数垂れて咲く。実から油をとる。材は軽くて柔らかい。あさぎ。
あさま‐やま【浅間山】
群馬・長野両県にまたがる三重式活火山。標高2568メートル。天明3年(1783)の大爆発では多数の死者を出し、溶岩流は鬼押出(おにおしだし)などを形成した。あさまのたけ。[歌枕]
あざみ【薊】
キク科アザミ属の多年草の総称。葉に多くの切れ込みやとげがある。花は、多数の細い管状の紅紫色の小花からなる頭状花。ノアザミ・フジアザミなど多くの種類がある。刺草(しそう)。《季 夏》「妻が持つ—の...
あした‐ば【明日葉/鹹草】
セリ科の多年草。海岸近くに生え、高さ約1メートル。茎や葉を切ると黄色い汁が出る。葉は複葉で厚く、冬でも緑色。秋、多数の黄色い小花が集まって咲く。葉を摘んでも翌日若葉が出てくるほど強いので、この名...
あすかむら‐ほう【明日香村法】
《「明日香村における歴史的風土の保存及び生活環境の整備等に関する特別措置法」の略称》明日香村全域に高松塚古墳をはじめとする重要な歴史的文化遺産が多数集積していることから、地域住民の生活と調和を図...
アストロサイト【astrocyte】
グリア細胞の一種。多数の突起があり、星のように見えることからこの名がある。神経組織の形態維持、血液脳関門、神経伝達物質の輸送などの役割を担う。星細胞。アストログリア細胞。星状膠細胞。星状グリア細胞。