たもう‐るい【多毛類】
多毛綱の環形動物の総称。体は細長く、頭部には触手・眼点があり、胴には剛毛をもった多数のいぼ足がある。多くは海産。天然飼料として重要。ゴカイ・ケヤリムシなど。
た‐もくてき【多目的】
[名・形動]同時に種々の目的をもっていること。また、そのさま。「—に利用する施設」
たもくてき‐カー【多目的カー】
⇒多目的車
たもくてき‐げんしろ【多目的原子炉】
発電のほか、熱エネルギーを多方面に利用しようとする原子炉。
たもくてき‐しつ【多目的室】
利用のしかたを限定せず、さまざまな目的で使用できるようにした部屋。
たもくてき‐しゃ【多目的車】
さまざまな用途に対応した乗用車。特に、スポーツ用多目的車(SUV)のこと。多目的カー。→エス‐ユー‐ブイ(SUV)
たもくてき‐ダム【多目的ダム】
洪水調節・発電・灌漑(かんがい)・上水道などの目的を兼ねて築造されたダム。
た‐もん【多聞】
仏語。仏法を多く聞いて身を持すること。
「多聞天」の略。
た‐もん【多門/多聞】
1 城の石垣の上に築いた長屋造りの建物。兵器庫と防壁を兼ねる。松永久秀が大和国佐保山に築いた多聞城の形式からの名という。多聞櫓(やぐら)。 2 本宅の周囲に建てた長屋。 3 江戸城中の御殿女中が...
たもんいんにっき【多聞院日記】
興福寺多聞院の院主の長実房英俊ほかの日記。46冊。文明10年(1478)から元和4年(1618)に至る。戦国時代から近世初期の社会・文化を知る貴重な史料。