こう‐らく【黄落】
[名](スル)木の葉や果実が黄色に色づいて落ちること。「—期」《季 秋》「—の夜目にもしるき一樹かな/古郷」
しるく【著く】
[副]《形容詞「しる(著)し」の連用形から》はっきり見えるさま。「さまざまな色を重ねた袖口が、夜目にも—こぼれ出して来た」〈谷崎・少将滋幹の母〉
とお‐め【遠目/遠眼】
1 遠方までよく見える目。「—がきく」 2 遠くの方から見ること。また、遠くから見たようす。「—には見分けがつかない」「夜目—」 3 遠視。「—用の眼鏡」⇔近目。
とり‐め【鳥目】
《鳥の多くは夜目がきかないところから》夜になると、視力が著しく衰えて物がよく見えなくなる病気。ビタミンAの不足により起こる。夜盲症。