おお‐くち【大口】
《「おおぐち」とも》 1 大きな口。大きく開けた口。「—を開けて笑う」 2 おおげさなことをいうこと。偉そうにいうこと。「—をたたく」「—を利く」 3 売買や取引などで、金額が多いこと。「—の寄...
おおくち‐の【大口の】
[枕]大きな口をした真神(まかみ)(狼(おおかみ))の意から、「真神」にかかる。「—真神の原にふる雪は」〈万・一六三六〉
大口(おおくち)を叩(たた)・く
大げさな物言いをする。偉そうなことを言う。大きな口をきく。「俺は無敵だと—・く」
おお‐ぐけ【大絎】
くけ針の大きなもの。縫い目を粗くくけるのに用いる。
おお‐ぐそく【大具足】
弓・矢・刀・鎧(よろい)などで、普通より大きなもの。
おお‐げさ【大袈裟】
[名]《「おおけさ」とも》 1 大きな袈裟。 2 刀などで袈裟がけに人を斬ること。「肩先より背骨まで、—に切り放せば」〈浄・浪花鑑〉
[形動][文][ナリ]物事を実質以上に誇張するさま。また...
おお‐げば【大下馬】
1 城や社寺の正門の前に、下馬のしるしに置いた大きな石または木。 2 江戸城大手門外の下馬所。
おお‐ごえ【大声】
大きな声。⇔小声。
おお‐ごしょ【大御所】
1 すでに引退して表面に出ないが、その世界で大きな勢力をもっている人。また、その道の大家として大きな勢力をもつ人。「政界の—」 2 親王の隠居所。また、隠居した親王の尊称。 3 将軍の隠居所。ま...
おお‐ごと【大事】
重大な出来事。大きな影響を与える事件。「—にならずに済む」「そりゃ—だ」