しったん‐がく【悉曇学】
梵語・梵字に関する研究部門。仏教渡来後、経典中の梵語の音訳語や陀羅尼(だらに)を理解するために、日本で始められた。特に、密教関係の学僧により大きな発展をみ、国語学史上にも多くの影響を与えた。悉曇。
しっ‐てん【失点】
1 競技や勝負などで点数を失うこと。また、失った点数。⇔得点。 2 野球で、投手が登板中に相手チームに取られた得点の合計。→自責点 3 職務などの上で、失策・失敗とみなされる事柄。おちど。「任期...
しっぽく‐りょうり【卓袱料理】
中国料理に日本料理の手法を加えた長崎特有の料理。大きな器に料理を盛って食卓の中央に置く。
しつ‐む【湿霧】
地上の物がしっとりとぬれるほどの大きな水滴からなる霧。⇔乾霧(かんむ)。
し‐て【仕手/為手】
《「し」はサ変動詞「する」の連用形。「仕」は当て字》 1 あることをする人。やりて。「世話の—がない」 2 (ふつう「シテ」と書く)能・狂言の主人公の役。また、その演者。中入りのあるときは前ジテ...
し‐でか・す【仕出かす/為出かす】
[動サ五(四)]ふつうでは考えられないような大きなことや大失敗をする。やらかす。やってのける。「とんでもないことを—・したものだ」「何を—・すかわからない」
しと‐だる【四斗樽】
酒などが4斗ほど入る大きな樽。現在ではふつう約3斗2升入りをいう。
しとど
[副]雨や汗・涙などで、ひどくぬれるさま。びっしょり。「大きな男は…汗で—になったまっかな額をなでた」〈有島・生れ出づる悩み〉
しとみ‐ばり【蔀梁】
商店などの柱の上部に取り付けた大きな梁。内方に戸抉(とじゃく)りがあって、揚げ戸を収めておく用をする。蔀釣り。
死(し)に馬(うま)に蹴(け)られる
賭事(かけごと)などの際、回復が望めないような状態の相手から、大きな痛手を受けることのたとえ。→死に馬に鞭(むち)打つ