おお‐な【大名】
1 事物の総称。 2 村や町を大分けにした地区の名。大字(おおあざ)。⇔小名(こな)。
お‐だいみょう【御大名】
1 大名を敬っていう語。 2 世事に疎く、苦労を知らない人。
おもて‐だいみょう【表大名】
江戸時代、外様(とざま)大名のこと。
キリシタン‐だいみょう【キリシタン大名】
近世初期、キリスト教徒となった大名。高山右近・大友宗麟・有馬晴信・大村純忠・小西行長らが有名。豊臣秀吉や徳川氏の禁教令によって滅んだ。
くに‐だいみょう【国大名】
⇒国持(くにもち)大名
くにとり‐だいみょう【国取大名】
⇒国持大名(くにもちだいみょう)
くにもち‐だいみょう【国持大名】
江戸時代、主に大領国を持ち、御三家に次ぐ家格を有した大名。前田・島津・伊達など18家(あるいは20家)あった。国大名。国持衆。
こくしゅ‐だいみょう【国主大名】
江戸時代、一国以上を領有する大名。くにもち。国守。
さんがら‐だいみょう【三柄大名】
江戸時代の大名中、金沢の前田、薩摩(さつま)の島津、仙台の伊達(だて)の三家をいう。前田は禄高が大名中最高なので高柄、島津は源頼朝の血をひく名家なので家柄、伊達は農作物が豊かで国が富むので国柄と...
しゅご‐だいみょう【守護大名】
室町時代、任国に勢力を張って領国支配を進めた守護。吏僚的性格の強い鎌倉時代の守護とは区別される。→守護2