あま‐の‐いのち【天の命】
天から授かった大切な命。「さてもさても危ない目に逢うた、—を拾うた」〈謡・夜討曽我〉 [補説]「天命(てんめい)」を訓読みにした語か。
あんじん‐りゅうみょう【安心立命】
人力を尽くしてその身を天命に任せ、どんな場合にも動じないこと。あんしんりつめい。「その神からの授かりもの、解脱(げだつ)と—の種子を」〈長与・竹沢先生と云ふ人〉
イスラム‐きょう【イスラム教】
《(アラビア)al-Islām》世界宗教の一。7世紀初めに、アラビアのメッカでムハンマド(マホメット)が創唱した。ユダヤ教・キリスト教と並ぶ一神教で、神からの啓示の記録とされるコーランが聖典。信...
いのち【命】
1 生物が生きていくためのもとの力となるもの。生命。「—にかかわる病気」「—をとりとめる」「—ある限り」 2 生きている間。生涯。一生。「短い—を終える」 3 寿命。「—が延びる」 4 最も大切...
うん【運】
1 人の身の上にめぐりくる幸・不幸を支配する、人間の意志を超越したはたらき。天命。運命。「—が悪い」 2 よいめぐりあわせ。幸運。「—が向いてくる」「—がない」 [補説]書名別項。→運
えきせい‐かくめい【易姓革命】
中国古代の政治思想。天子は天命を受けて国家を統治しているから、天子の徳が衰えれば天命も革(あらた)まり、有徳者(他姓の人)が新たに王朝を創始するとするもの。
おう‐し【横死】
[名](スル)殺害されたり、災禍などのため、天命を全うしないで死ぬこと。不慮の死。非業の死。「無念の—を遂げる」「旅先で—する」
かく‐めい【革命】
《「易経」革卦の「湯武命を革(あらた)め、天に順(したが)いて人に応ず」から》 1 被支配階級が時の支配階級を倒して政治権力を握り、政治・経済・社会体制を根本的に変革すること。フランス革命・ロシ...
きかおくべし【奇貨居くべし】
宮城谷昌光の長編歴史小説。秦の宰相となる呂不韋(りょふい)の波乱の生涯を描く。春風篇、火雲篇、黄河篇、飛翔篇、天命篇の全5部を平成9年(1997)から平成13年(2001)にかけて刊行。
きょう‐ねん【享年】
《天から享(う)けた年の意》人のこの世に生存していた年数。死んだときの年齢。行年(ぎょうねん)。「—八十」 [補説]「享年八十歳」は「年」と「歳」が重複するので「享年八十」でよいが、「享年四十歳...