すべら‐ぎ【天皇】
《「すべらき」とも》「すめらぎ」に同じ。「—の天の下知ろしめすこと」〈古今・仮名序〉
すめら‐ぎ【天皇】
《「すめらき」とも》天皇(てんのう)。すめろぎ。「—の近江の宮に作りおきし時のまにまに御世もたえせず」〈日本紀竟宴和歌〉
すめら‐みこと【皇尊/天皇】
天皇(てんのう)を敬い尊んでいう語。すべらみこと。「天朝(すめらみこと)許し給はず」〈皇極紀〉
すめろ‐ぎ【天皇】
《「すめろき」とも》「すめらぎ」に同じ。「—の食(を)す国なれば命(みこと)持ち立ち別れなば後れたる君はあれども」〈万・四〇〇六〉
てん‐こう【天皇】
中国古代の伝説上の帝王。天地人の三皇(さんこう)の一。 中国で、天子の称。
てん‐のう【天皇】
《「てんおう」の連声(れんじょう)》 1 日本国憲法で定められた日本国および日本国民統合の象徴。その地位は国民の総意に基づくとされ、一定の国事行為だけを行い、国政に関する権能をもたない。皇位は世...
てんのう‐き【天皇旗】
行幸のときなどに、天皇のしるしとして用いられた旗。紅色の錦に金色の菊章がある。
てんのうき【天皇記】
日本最古の史書の一。推古天皇28年(620)聖徳太子が蘇我馬子とともに編纂(へんさん)、天皇の世系・事跡を記したというが未詳。蘇我氏滅亡の際に焼失。
てんのうきかん‐せつ【天皇機関説】
明治憲法の解釈において、主権は国家にあり、天皇は法人である国家の最高機関であるとする学説。美濃部達吉らが唱えたが、国体に反する学説として非難され、昭和10年(1935)国体明徴問題を引き起こし...
てんのう‐しょう【天皇賞】
毎年春秋2回行われる、競馬の重賞レース。春は4歳以上、秋は3歳以上のサラブレッド系競走馬によって争われる。