あかいろうそくとにんぎょ【赤い蝋燭と人魚】
小川未明による創作童話。大正10年(1921)東京朝日新聞に掲載。欲のために人魚の信頼を裏切った人間に天罰が下される物語。
こうむ・る【被る/蒙る】
[動ラ五(四)]《「こうぶる」の音変化》 1 他人から、行為や恩恵などを受ける。いただく。「格別の恩顧を—・る」「ご愛顧を—・る」→御免蒙る 2 災いなどを身に受ける。「損害を—・る」「迷惑を—...
ごく‐そつ【獄卒】
1 牢獄(ろうごく)で、囚人を取り締まる下級役人。獄丁(ごくてい)。 2 地獄で死者を責めるという悪鬼。 3 義理や人情を解さない人をののしっていう語。「やい、天罰知らぬ—め」〈浄・布引滝〉
ご‐ど【後度/後途】
のち。後日。「—の天罰受けんより、とっく帰れ」〈浄・松風村雨〉
し‐ごく【至極】
[名・形動] 1 極限・極致に達していること。この上ないこと。また、そのさま。「—の貧生で、…按摩をして凌いで居る者がある」〈福沢・福翁自伝〉 「女道衆道の—をあらはす要文」〈浮・禁短気・二・...
てき‐めん【覿面】
[名・形動]《「覿」は見る意》 1 面と向かうこと。まのあたりに見ること。また、そのさま。転じて、まのあたり。目前。「—に死と相見ているものは、姑息に安んずることを好まない」〈鴎外・青年〉 2 ...
てっきり
[副] 1 確かだと思っていた予想・推測が反対の結果となって現れた場合に用いる語。きっと。「今日は—(と)晴れると思ったのに」 2 まちがいなく確かなさま。まさに。「今—天罰の裡(なか)に悩んで...
てん【天】
[音]テン(呉)(漢) [訓]あめ あま [学習漢字]1年 1 大空。「天下・天空・天上・天地/九天・仰天・暁天・衝天・水天・中天・沖天・北天・満天・露天」 2 空模様。「雨天・好天・晴天」 3...
てん‐けい【天刑】
天がくだす刑罰。天の制裁。天罰。「—が下る」
てん‐けん【天譴】
天帝のとがめ。天罰。