しょ‐てっぺん【初天辺】
1 いちばん高いところ。頂上。最上。てっぺん。 2 最初。しょっぱな。初手(しょて)。「何でもから—に、おれがさかづきをさしておいた」〈滑・膝栗毛・五〉
す‐てっぺん【素天辺】
《「す」は接頭語》 1 物のいちばん高い所。「山の—」 2 最初。まっさき。のっけ。「鍋いかけ—からたばこにし」〈柳多留・初〉
てっ‐ぺい【天辺】
《「てへん(天辺)」の音変化》「てっぺん」に同じ。「—より太腹まで節々込めてから竹わり」〈浄・女護島〉
てっ‐ぺん【天辺】
《「てへん(天辺)」の音変化》 1 (「頂辺」とも書く)兜(かぶと)のいただき。転じて、頭のいただき。「頭の—」 2 いただき。頂上。「山の—」 3 最高。最上。また、その地位。「プレーヤーとし...
て‐へん【天辺/頂辺】
1 兜(かぶと)の鉢のいただき。てっぺん。 2 いただき。頭。てっぺん。「此の奴ども—さ打ち被る時」〈滑・浮世風呂・前〉
てん‐ぺん【天辺】
空の高いところ。上空。また、空のはて。「—の月」