おお‐ばなし【大話】
1 盛んに話し込むこと。長話をすること。また、その話。「ちとお上んさい。今—があるところです」〈左千夫・隣の嫁〉 2 民間説話の一種。空想的な誇張を次々と展開させる類のもの。特に、聞いてみんなが...
おお‐みだいどころ【大御台所】
先代将軍の夫人の敬称。
おお‐やま【大山】
神奈川県中部にある山。標高1252メートル。古来、修験(しゅげん)道場として知られ、頂上に雨ごいの神の阿夫利(あふり)神社、中腹には大山寺がある。雨降(あふり)山。阿夫利山。
おおやま【大山】
姓氏の一。 [補説]「大山」姓の人物大山郁夫(おおやまいくお)大山巌(おおやまいわお)大山康晴(おおやまやすはる)
おおやま‐もうで【大山詣で】
大山の阿夫利(あふり)神社に、白衣姿で参詣(さんけい)すること。6月にするものを初山、7月にするものを盆山という。石尊(せきそん)詣で。大山参り。《季 夏》
おお‐ろか
[形動ナリ]おろそかにするさま。なおざり。いいかげん。「大夫(ますらを)の行くといふ道そ—に思ひて行くな大夫の伴(とも)」〈万・九七四〉
おか【岡】
姓氏の一。 [補説]「岡」姓の人物岡鬼太郎(おかおにたろう)岡潔(おかきよし)岡研介(おかけんかい)岡鹿之助(おかしかのすけ)岡白駒(おかはっく)岡晴夫(おかはるお)岡麓(おかふもと)
お‐かあ【御母】
《「おかあさん」の略》子供が母親を親しんで呼ぶ語。また、夫が妻を呼ぶ語。
おか‐たゆう【岡大夫】
《醍醐天皇が好み、大夫(たゆう)(五位)の位を授けたという言い伝えから》蕨餅(わらびもち)の異称。「ふだんはわらびの餅と申す。延喜の帝の聞こし召されて、官をなされ、—とも申したると申すが」〈虎明...
おかだゆう【岡太夫】
狂言。舅(しゅうと)の家で蕨餅(わらびもち)を食べた婿は、妻にも作らせようとするが名を忘れ、思い出すため、妻に漢詩を次々と朗詠させる。→岡大夫(おかたゆう)