ガス‐とう【ガス灯】
ガスを燃やして発する光を利用する明かり。日本では明治5年(1872)横浜で最初に使用。のち、東京で街灯とされ、点灯夫が夕方に点灯、朝に消灯した。ガスランプ。ガスライト。
が‐ぜん【瓦全】
《値うちのないものが完全な形で保存される意から》大したこともせずに生き長らえること。⇔玉砕。「若(も)し採用されなかったら丈夫玉砕—を恥ず」〈漱石・自転車日記〉
がっ‐そう【合葬】
[名](スル)同一の墓に二体以上の遺骸または遺骨を葬ること。「夫婦を—する」
がっちり
[副](スル) 1 引き締まっていて丈夫そうなさま。頑丈なさま。がっしり。「—(と)したからだつき」 2 すきまなく組み合うさま。「—(と)手を握る」 3 抜け目なく物事をするさま。勘定高いさま...
がめつ・い
[形]けちでがっちりしている。利益を得ることに積極的で抜け目がない。「—・く金をためる」 [補説]関西方言をもとにした造語か。昭和34年(1959)初演の菊田一夫の戯曲「がめつい奴(やつ)」から...
がめついやつ【がめつい奴】
菊田一夫の戯曲。4幕。昭和34年(1959)10月、芸術座で著者自身の演出により初演。好評を得て翌年7月まで長期上演され、著者は第8回菊池寛賞を受賞した。
ガラスのゆうえんち【ガラスの遊園地】
景山民夫の著作。昭和63年(1988)刊。放送作家の経歴をもつ著者が、昭和40年代のテレビ業界を追想する。
がん【頑】
[常用漢字] [音]ガン(グヮン)(漢) [訓]かたくな 1 融通がきかない。かたくな。「頑固・頑迷」 2 いたって丈夫なこと。「頑強・頑健・頑丈」
がん‐きょう【頑強】
[形動][文][ナリ] 1 自分の態度や考えをかたくなに守って、外からの力に容易に屈しないさま。「—に自説を曲げない」 2 がっしりとして丈夫なさま。「—一点張りの肉体を笠に着て」〈漱石・それか...
がん‐けん【頑健】
[名・形動]からだが丈夫で、非常に健康なこと。また、そのさま。「よく鍛えた—なからだ」 [派生]がんけんさ[名]