きん‐き‐しょ‐が【琴棋書画】
中国で、士大夫の身につけるべきものとされた琴と碁と書と画の四芸。日本でも室町時代以後、掛け物・襖絵(ふすまえ)・屏風絵(びょうぶえ)などの題材として盛んに描かれた。 [補説]書名別項→琴棊書画
キング【Billie Jean King】
[1943〜 ]米国の女子テニス選手。1966年から1968年にかけてウィンブルドンテニス大会を3連覇。1972年には全仏オープンを制しキャリアグランドスラムを達成した。女子テニス協会(WTA)...
きん‐さく【金策】
[名](スル)必要な金銭を準備すること。また、そのための工夫。金の工面。「—に走る」
きん‐しつ【琴瑟】
1 琴と瑟(大琴)。 2 むつまじい夫婦仲のたとえ。「—の交わり」
琴瑟(きんしつ)相和(あいわ)す
《「詩経」小雅・常棣から》琴と瑟との音がよく合う。夫婦仲が非常によいたとえ。
きん‐しん【近親】
[名・形動] 1 血縁の近い親族。 2 主君のそば近くに仕える親しい臣下。近臣。 3 きわめて親しいこと。また、そのさま。「主人公は作者にもっとも—な存在だという事実に」〈中村光夫・風俗小説論〉
キンスト‐レーキ【Kunst lijk】
人体の全体または一部をかたどった、金属の支柱と紙粘土でできた人体模型。オランダ語で「人工の死体」を意味する。17世紀末にヨーロッパで作られるようになった蝋製のワックスモデルに比べ安価で丈夫なため...
きん‐たん【釁端】
不和のはじまり。「戊辰の年仏国と朝鮮と—を開きしも」〈村田文夫・西洋聞見録〉
きんだいのうがくしゅう【近代能楽集】
三島由紀夫による戯曲のシリーズ。能楽を近代劇に翻案した舞台作品群で、昭和25年(1950)から昭和35年(1960)にかけて、「邯鄲」「綾の鼓」「卒塔婆小町」「葵上」「班女」「道成寺」「熊野(ゆ...
きんぴら‐じょうるり【金平浄瑠璃】
古浄瑠璃の流派の一。薩摩浄雲の弟子江戸和泉太夫(のちの桜井丹波少掾(さくらいたんばのしょうじょう))が創始。多くは金平の武勇談が主題で、荒々しい人形の演出が元禄以前の江戸で盛行、江戸歌舞伎の荒事...