チクルス【(ドイツ)Zyklus】
特定の作曲家の作品を連続して演奏する音楽会。ツィクルス。「バッハ—」
ちゃく‐とう【着到】
[名](スル) 1 目的地に行き着くこと。到着。「引きもきらずに御—なされますので」〈谷崎・盲目物語〉 2 歌舞伎で、開幕30分前ころに、能管・太鼓・大太鼓で演奏する儀礼囃子(ぎれいばやし)。元...
チャケー【(タイ)càkhê】
タイのチター型撥弦(はつげん)楽器。全長約130センチのスプーン形の箱胴に5本の短い脚があり、11本のフレットをもつ。絹弦2本と金属弦1本を張って、義甲(ぎこう)で奏する。
ちょう‐がく【調楽】
1 舞楽を公式に奏する前の練習。試楽。 2 賀茂神社・石清水(いわしみず)八幡宮の臨時の祭りに行う舞楽を、楽所で予行練習すること。
ちょぼ‐ゆか【点床】
歌舞伎劇場で、義太夫節を演奏する場所。舞台上手の上部に設けられ、簾(す)がかけられている。
ツィゴイネルワイゼン
⇒チゴイネルワイゼン 鈴木清順監督による映画の題名。昭和55年(1980)公開。サラサーテが演奏するチゴイネルワイゼンのレコード盤をめぐる男女の関係を妖艶に描く。内田百閒による小説「サラサー...
つがる‐じゃみせん【津軽三味線】
津軽地方に伝わる三味線。本来は民謡の伴奏用だが、独奏・合奏にも用いる。太棹(ふとざお)で、力強く、かつ繊細な独特の旋律・リズムで奏する。
つづみ‐うた【鼓唄】
長唄・浄瑠璃などで使われる特殊な演奏法。主に鼓を伴奏にしてうたうもの。義太夫節では、三味線が鼓の音色を模倣して奏する。
つま‐しらべ【爪調べ】
箏(そう)などを奏する前に、調子を整えるために弾かれる短い旋律。
つれ‐じゃみせん【連(れ)三味線】
1 二人以上で三味線を合奏すること。連れ弾き。 2 浄瑠璃・長唄などで、三味線を合奏するとき、立(たて)三味線にリードされてひく三味線。また、それをひく人。