あやのつづみ【綾鼓】
謡曲。四番目物。宝生(ほうしょう)・金剛流。女御に対するかなわぬ恋に絶望して死んだ庭掃きの老人の妄執を描く。→恋重荷(こいのおもに) (綾の鼓)三島由紀夫の戯曲。をモチーフとする1幕の近代...
あや‐ふり【綾振り】
1 女児の遊びの一。数個のお手玉を順に投げ上げて受け取る動作を繰り返す。綾揺(ゆ)り。 2 生糸を枠に巻き取るときに、全体に平均して巻きつくようにすること。
あやまち【過ち/誤ち】
1 まちがい。失敗。「—を恐れず試みる」 2 犯してしまった罪。過失。「—を償う」 3 男女間の不倫。不義。 4 けが。負傷。「—すな。心して降(お)りよ」〈徒然・一〇九〉
あやまり【誤り/謬り】
1 正しくないこと。まちがい。「記憶の—」「—を正す」 2 やりそこない。失敗。失策。「計算の—」「書き—」 3 正しくない行為。まちがった行為。特に、男女間の不倫。「いささかの事の—もあらば、...
あや‐め【漢女】
古代、大陸からの渡来人のうち、機織り・裁縫などに従事した女性。
あやめ‐かずら【菖蒲鬘】
中古、ショウブで作った、頭につける飾り。端午の節会(せちえ)に、邪気を払うものとして、男性は冠につけ、女性は髪にさした。しょうぶかずら。
あやめ‐の‐くろうど【菖蒲の蔵人】
平安時代、端午の節会(せちえ)に、糸所から献上したショウブ・ヨモギなどの薬玉(くすだま)を、親王や公卿に分けて配る女蔵人(にょくろうど)。
あら
[感]物事に感動したり、驚いたり、意外なことに気がついたりしたときに発する語。ああ。まあ。現代では主に女性が使う。「—、お久しぶり」
あら‐あら
[感]《感動詞「あら」を重ねた語》感動したり驚いたりしたときに発する語。多く女性が使う。「—、こんなに泥んこになって」
あらあら‐かしこ
《粗略で意を尽くさず恐縮です、の意から》女性が書いた手紙、または女性宛の手紙の最後に書き添える語。かしこ。