こころ‐づくし【心尽(く)し】
1 真心を込めてすること。好意がこもっていること。「—の手料理」 2 あれこれ考えて気をもむこと。「何にかく—なることを思ひそめけむ」〈源・明石〉
こころ‐よせ【心寄せ】
1 好意を示すこと。ひいきにすること。「わが御方に—ある人など」〈栄花・さまざまの喜び〉 2 期待すること。頼りにすること。「宵のつれづれに、いざ、かいもちひせん、と言ひけるを、この児(ちご)—...
心(こころ)を寄(よ)・せる
1 思いをかける。好意をいだく。「級友の一人にひそかに—・せる」 2 関心をもつ。熱中する。傾倒する。「音楽に—・せる」
ご‐むよう【御無用】
1 相手を軽く敬って、その配慮は、しなくていいことの意で、相手の好意や心遣いを断るときなどに用いる。「遠慮は—です」 2 門付け・物乞いなどを断るときにいう語。
さか‐うらみ【逆恨み】
[名](スル) 1 こちらが恨みに思っていいはずの人から逆に恨まれること。「—を受けるいわれはない」 2 人の好意を曲解して、逆に恨むこと。また、筋違いなことを理由に人を恨むこと。「親切のつもり...
酒(さけ)盛(も)って尻(しり)切(き)られる
酒をふるまって、かえって乱暴される。好意を尽くした相手から、逆に損害を受けることのたとえ。酒買って尻切られる。
下地(したじ)は好(す)きなり御意(ぎょい)はよし
もともと好きなところへ、他からも好意をもって勧められる。こんなに都合のいい話はないというたとえ。
しゃくし‐あたり【杓子当(た)り】
1 杓子で盛りつける食べ物の量の多少。「—で給仕の動静を察(さと)るような」〈紅葉・多情多恨〉 2 給仕をする人の、客に対する好意の度合い。「宿場宿場の飯盛さへ、—のわりいこちとら」〈人・梅児誉...
しん‐そつ【真率】
[名・形動]まじめで飾りけがないこと。また、そのさま。「—な態度」「好意と—の気に充ちた主人」〈漱石・門〉 [派生]しんそつさ[名]
しん‐にち【親日】
外国人が、日本に対して好意をもつこと。「—家」「—派」⇔反日。