そうこう‐の‐つま【糟糠の妻】
貧しいときから連れ添って苦労をともにしてきた妻。→糟糠
ソクラテスのつま【ソクラテスの妻】
佐藤愛子による掌編小説集。昭和38年(1963)刊。芥川賞候補作品。
そば‐め【側妻/側女】
1 本妻以外にそばに置く妻。めかけ。 2 そば近くに仕える女性。「土岐之助…—に手をかけしを」〈伎・敵討浦朝霧〉
たくぼくのつま【啄木の妻】
渡辺喜恵子の長編小説のシリーズ名。石川啄木の妻節子の生涯を描く。昭和55年(1980)、「初恋の篇」「流離の篇」「逝く雲の篇」の全3巻を刊行。
た‐さい【多妻】
一人の男性が二人以上の妻をもつこと。「一夫—」
ちゃく‐さい【嫡妻】
正式の妻。本妻。正妻。嫡室。てきさい。
てき‐さい【嫡妻】
⇒ちゃくさい(嫡妻)
つま【夫/妻】
《「端(つま)」の意》 1 夫婦や恋人が、互いに相手を呼ぶ称。「吾(あ)はもよ女(め)にしあれば汝(な)を置(き)て男(を)はなし汝を置て—はなし」〈記・上・歌謡〉 2 動物のつがいで、互いの相...
つま【妻】
《「夫(つま)」と同語源》 1 配偶者である女性。「—をめとる」「糟糠(そうこう)の—」⇔夫。 2 ㋐刺身や吸い物のあしらいに用いる野菜や海藻。つまもの。「刺身の—」 ㋑主となるものに添えるもの...
つま【妻】
北原武夫の小説。昭和13年(1938)発表。同棲中に死んだ妻をめぐる新心理主義風の作品。