でん‐どう【殿堂】
1 大きくてりっぱな建物。また、その分野の中心的存在である建物や施設。殿宇。「オペラの—」「学問の—」 2 その分野で業績のあった人々を集め顕彰する機関。「野球の—入りを果たす」 3 神仏を祭っ...
でんどう‐たい【伝導帯】
結晶のバンド構造の中で、電気伝導に寄与する自由電子がとるエネルギー帯。絶縁体、半導体いずれの場合でも、通常は電子が存在しない空の状態であり、禁制帯のエネルギー幅を超えて価電子帯の電子が励起される...
でんぱ‐てんたい【電波天体】
強い電波を放射している天体の総称。1970年代初頭以前には電波星またはラジオ星と呼ばれていた。電波望遠鏡で観測される主な電波源として、銀河系内の散光星雲、超新星残骸、星形成領域、パルサーのほか、...
とう‐い【当為】
《(ドイツ)Sollen》哲学で、まさになすべきこと、まさにあるべきこと。あること(存在)、あらざるをえないこと(自然必然性)に対する。カント倫理学では、端的に善なる行為そのものを命令する当為(...
とう‐えい【投影】
[名](スル) 1 物の影を平面に映し出すこと。また、その影。 2 ある物の存在や影響が、他の物の上に現れ出ること。「子供に親の性格が—される」 3 数学で、物体に平行光線を当てて、その影を平面...
と‐かく【兎角】
兎(うさぎ)の角(つの)。現実に存在しないもののたとえ。「亀毛(きもう)—」
とく‐い【特異】
[名・形動] 1 特別に他とちがっていること。また、そのさま。「彼はこの会社では—な存在だ」 2 特にすぐれていること。また、そのさま。「—な才能の持ち主」 [派生]とくいさ[名]
とくい‐てん【特異点】
1 曲線・曲面上で、接線や接平面が存在しないか二つ以上ある点。 2 重力の固有の大きさが無限大になってしまう点。ブラックホールは宇宙の特異点である。時空の特異点。 3 ⇒技術的特異点
とくいてん‐ていり【特異点定理】
物理的に妥当な状況(空間におけるエネルギーが正など)を考えると、一般相対性理論が破綻(はたん)する密度または時空の曲率が無限大となる特異点が存在すること。たとえばブラックホールの内部には特異点が...
ところ【所/処】
[名] 1 空間的な場所。人や物が存在する場所。 ㋐住んでいる場所。住所。住居。「お—とお名前を教えてください」 ㋑その地域。地方。「—の人に尋ねる」 ㋒連体修飾語によって限定される場所。「県...