投影（とうえい）とは？意味・読み方・使い方

ブックマークへ登録

とう‐えい【投影】
の解説

［名］(スル)

１物の影を平面に映し出すこと。また、その影。

２ある物の存在や影響が、他の物の上に現れ出ること。「子供に親の性格が—される」

３数学で、物体に平行光線を当てて、その影を平面上に映すこと。また、その影の図。

４心理学で、考え方や行動に心の内面が表現されること。自分の性質を他人の性質にしてしまうこと。投射。→同一視

出典：デジタル大辞泉（小学館）

投影の例文(19)

出典：青空文庫

･･･自然の零細な断片的な投影に過ぎないものでも、それはわれ／＼の注意･･･小川未明「文章を作る人々の根本用意」
･･･、彼の棲んでいる家の投影さえ没してしまっている。それを見ると堯の･･･梶井基次郎「冬の日」
･･･ら、全然反対なものが投影している。一方には、従順に、勇敢に、献身･･･黒島伝治「明治の戦争文学」

もっと調べる

投影の前後の言葉

goo辞書とは

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典（国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など）と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。