うきた‐ひでいえ【宇喜多秀家】
[1573〜1655]安土桃山時代の武将。豊臣秀吉に仕え、四国・九州・小田原征討で軍功をあげ、文禄・慶長の役に参戦、五大老の一人となった。関ヶ原の戦いに敗れ、八丈島に流されて没した。
うこう‐れんらくせん【宇高連絡船】
岡山県玉野市宇野と香川県高松市とを結んだ旧国鉄連絡船。昭和63年(1988)、瀬戸大橋線の開通で廃止。
うさ【宇佐】
大分県北部の市。宇佐神宮がある。そうめんを産する長洲(ながす)は港町、本願寺別院のある四日市(よっかいち)は市場町として発達。古くは「菟狭」とも書いた。人口5.9万(2010)。
うさ‐し【宇佐市】
⇒宇佐
うさ‐じんぐう【宇佐神宮】
大分県宇佐市にある神社。旧官幣大社。祭神の八幡大神(応神天皇)・比売(ひめ)大神・神功(じんぐう)皇后を三殿に祭る。全国八幡宮の総本宮。伊勢神宮に次ぐ第二の宗廟(そうびょう)として奈良時代から皇...
うさ‐づかい【宇佐使】
天皇の即位や国家の大事の際、宇佐神宮に幣帛(へいはく)を献じて祈願するために派遣された勅使。即位のときは必ず和気氏(わけうじ)五位の人をあてた。うさのつかい。
うさ‐とりい【宇佐鳥居】
鳥居の一形式。丸柱が垂直に立ち、笠木と島木の反りが強く、木口が斜めに切られ、檜皮葺(ひわだぶ)きの屋根をかけたもの。額束(がくづか)はない。宇佐神宮のものが代表例。八幡鳥居(はちまんどりい)。
うさ‐はちまん【宇佐八幡】
⇒宇佐神宮
うさみ‐まこと【宇佐美洵】
[1901〜1983]銀行家。東京の生まれ。池田成彬の甥。三菱銀行頭取などを経て日本銀行総裁。昭和40年(1965)の証券不況に際して、日銀特別融資を行った。
うさみ‐りん【宇佐見りん】
[1999〜 ]小説家。静岡の生まれ。令和元年(2019)、「かか」で文芸賞を受賞し作家デビュー。「推(お)し、燃ゆ」で第164回芥川賞を受賞した。