かいけい‐ほう【会計法】
国の収入・支出・契約および出納官吏などに関する手続き的規定を定めた一般法。昭和22年(1947)施行。
か‐きょ【科挙】
《科目によって人材を挙げ用いる意》中国で古くから行われた官吏登用のための資格試験。隋(ずい)・唐の時代に制定され、清(しん)末の1905年に廃止された。唐代には秀才・明経・進士など六科(りくか)...
かげゆ‐し【勘解由使】
令外(りょうげ)の官の一。平安時代、国司などの官吏が交代するとき、新任者が無事に事務を引き継いだことを証明する解由状(げゆじょう)の審査にあたった職。平安末期には有名無実と化した。かんげゆし。
か‐し【課試/科試】
1 課題を与えて試験をすること。 2 律令制で、官吏の登用試験。大学・国学の出身者および国司の推薦する者について行った。
か‐じょう【官掌】
《「かんじょう」の撥音の無表記から》律令制で、太政官の弁官の下に置かれた官。下級官吏である使部(つかいべ)の監督、官庁および諸設備の管理・整備などをつかさどった。
桂(かつら)を折(お)・る
《「晋書」郤詵(げきしん)伝から。すぐれた人材を桂の枝にたとえて》官吏登用試験に合格する。→桂林(けいりん)の一枝(いっし)「かざしてもかつたどらるる草の名は—・りし人や知るらむ」〈源・藤裏葉〉
か‐もく【科目】
1 いくつかに分けたそれぞれの項目。「予算—」 2 学問の区分。特に、学校で教科を分野別に分類したもの。課目。「選択—」 3 古く、中国での官吏登用試験の類別。→科挙
か‐り【下吏】
下級の官吏。したやくにん。
かん【官】
1 国の政務を執行する機関。朝廷・政府など。役所。おおやけ。「—も商売上手やが」〈上司・太政官〉 2 役所における職務・地位。また、それをつかさどる人。役人。官吏。「—に就く」「—を辞す」 3 ...
かん【官】
[音]カン(クヮン)(呉)(漢) [訓]つかさ [学習漢字]4年 1 公の機関。政府。「官選・官庁・官立/半官半民」 2 公の仕事。役目。「仕官・退官・任官・免官・猟官」 3 役人。「官吏/宦官...