ほうえい【宝永】
江戸前期、東山天皇・中御門(なかみかど)天皇の時の年号。1704年3月13日〜1711年4月25日。
ほうえい‐きんぎん【宝永金銀】
江戸幕府が宝永年間に鋳造した金貨・銀貨の総称。金貨は小判・一分判金、銀貨は宝字銀・永字銀・三宝銀および正徳年間(1711〜1716)鋳造の四宝銀を含む。
ほうえい‐ざん【宝永山】
富士山の南東斜面にある側火山。標高2702メートル。宝永4年(1707)の爆発で形成。
ほうえい‐じしん【宝永地震】
宝永4年(1707)10月4日に発生した、日本の歴史上最大級の地震の一。マグニチュードは8.6と推測される。遠州灘(えんしゅうなだ)沖と紀伊半島沖で二つの大地震が同時に発生したとも考えられ、東海...
ほうえい‐つうほう【宝永通宝】
江戸幕府が、宝永5年(1708)から翌年にかけて発行した銅貨。1枚が並銭10文相当とされたため十文銭といわれ、また、大型であったため大銭ともよばれた。