とうだい‐じ【東大寺】
奈良市にある華厳宗の大本山。南都七大寺の一。聖武天皇の発願により創建。行基が勧進し、良弁(ろうべん)が開山。本尊の盧舎那(るしゃな)仏(奈良の大仏)の開眼供養は天平勝宝4年(752)。同6年には...
とうだいわじょうとうせいでん【唐大和上東征伝】
唐僧鑑真(がんじん)の伝記。1巻。淡海三船(おうみのみふね)著。宝亀10年(779)成立。鑑真の出自や出家から六度目にようやく渡日に成功して日本に戒律を伝えた経緯、唐招提寺の縁起を述べる。
とうどうしんでん【統道真伝】
江戸中期の思想書。5巻。安藤昌益著。宝暦2年(1752)ごろ成立。差別のない平等な世を理想とし、儒教・仏教を批判した。「自然真営道」と並ぶ昌益の代表的著作。
とうなんかい‐じしん【東南海地震】
昭和19年(1944)12月7日、紀伊半島沖で発生したマグニチュード7.9の地震。東海・近畿地方を襲った。熊野灘沿岸で6〜8メートル、遠州灘(えんしゅうなだ)沿岸で1〜2メートルの津波が発生。紀...
とうひゃく‐せん【当百銭】
天保通宝(てんぽうつうほう)の俗称。1枚で100文に相当するところからいう。
とうふく‐じ【東福寺】
京都市東山区にある臨済宗東福寺派の大本山。山号は慧日山。開創は嘉禎2年(1236)、開山は円爾、開基は九条道家。京都五山の第四位。九条家の氏寺で、東大寺と興福寺から1字ずつとって寺名とした。創建...
とうめい‐しっぽう【透明七宝】
七宝焼きの技法の一。素地(きじ)に線刻や浮き彫りを施し、その上から透明な釉(うわぐすり)をかけて焼くもの。
とから‐れっとう【吐噶喇列島】
鹿児島県南部、屋久島と奄美大島との間に2列に点在する火山列島。口之島・中之島・臥蛇(がじゃ)島・宝島・悪石島などからなる。
とがくし‐じんじゃ【戸隠神社】
長野市北西部にある神社。祭神は、奥社に天手力男命(あまのたぢからおのみこと)・九頭竜大神、中社に天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)、宝光社に天表春命(あめのうわはるのみこと)。奥社...
とくのしま‐くうこう【徳之島空港】
鹿児島県大島郡天城町にある空港。地方管理空港の一。昭和48年(1973)開港。徳之島北西の海岸沿いに位置する。愛称、徳之島子宝空港。