み【実/子】
《「身」と同語源》 1 植物の種子・果実。みのり。「花が咲いて—がなる」 2 汁の中に入っている肉や野菜の類。「味噌汁の—」 3 内容。中身。「—のない議論」「花も—もある取り計らい」
む‐ざね【正身/実】
《「身(む)実(ざね)」の意》そのもの。実体。正体。「形はわが子にて、—は神人(かみ)」〈景行紀〉
む‐じつ【無実】
[名・形動]《古くは「むしつ」》 1 事実がないこと。実質がないこと。「有名—」 2 罪を犯していないのに、罪があるとされること。冤罪(えんざい)。「—の罪」「—を訴える」 3 誠実さがないこと...
むらかみ‐みのる【村上実】
[1906〜1999]野球監督。兵庫の生まれ。昭和7年(1932)阪急電鉄に入社、プロ野球球団阪急ブレーブス(オリックスの前身)の設立に大きく貢献し、監督も務めた。同25年にはパリーグ理事長に就...
むらやま‐みのる【村山実】
[1936〜1998]プロ野球選手・監督。兵庫の生まれ。関大で活躍後、昭和34年(1959)阪神に入団。1年目から最優秀防御率のタイトルを獲得。巨人の長嶋茂雄、王貞治両選手の好敵手として活躍し、...
めい‐じつ【名実】
1 名前と実質。名声と功績。評判と実際。「—ともに第一人者の地位を占める」 2 特に、名目経済成長率と実質経済成長率のこと。「—逆転」
もの‐ざね【物実】
物事のもとになるもの。物の種。「後に生(あ)れし五柱の男子は、—我が物によりて、成れり」〈記・上〉
やました‐みのる【山下実】
[1907〜1995]プロ野球選手・監督。兵庫の生まれ。高校野球で活躍後、慶大でも強打者として同校の黄金時代を築いた。昭和11年(1936)阪急(オリックスの前身)に入団し、のち監督兼任。戦後は...
ゆうそく‐こじつ【有職故実】
朝廷や公家の礼式・官職・法令・年中行事・軍陣などの先例・典故。また、それらを研究する学問。平安中期以後、公家や武家の間で重んじられた。
ゆうめい‐むじつ【有名無実】
[名・形動]名ばかりで、それに伴う実質のないこと。また、そのさま。「—な(の)規則」