ぼうすい‐ちゅう【紡錘虫】
有孔虫目の一群の原生動物。海底にすみ、石炭紀・ペルム紀に栄えた。一般に体は紡錘形で、大きさは数ミリから約2.5センチ。石灰質の殻をもち、内部は多くの殻室に分かれる。重要な示準化石。フズリナ。
ぼう‐ず【坊主】
1 寺坊の主(あるじ)である僧。寺院で一坊を構えた僧をさしていった。 2 一般に、僧。室町時代以後に行われるようになった称。 3 髪の毛のない頭。また、毛をそったり短く刈ったりした頭。「負けたら...
ボリホルム【Borgholm】
スウェーデン南部、バルト海にあるエーランド島の港湾都市。同島の中心地。12世紀から13世紀にかけて造られたボリホルム城の城跡や王室の狩場だったことを記念する石碑がある。
ぼろ【梵論/暮露】
半僧半俗の物乞いの一種。鎌倉末期に発生。室町時代には尺八を吹いて物を乞う薦僧(こもそう)が現れ、のちの虚無僧(こむそう)はこの流れという。梵論字(ぼろんじ)。梵論梵論(ぼろぼろ)。
ぼんてん‐こく【梵天国】
1 「梵天
1」に同じ。 2 《貞享・元禄のころ、浄瑠璃の終わりに祝言として
を語ったところから》物事の終わり。転じて、追い出されること。「既(すんで)の事—になる処を」〈魯庵・破垣〉
室...
ぼんとうあんそでしたしゅう【梵灯庵袖下集】
梵灯による連歌論書。室町時代中頃の成立とみられる。梵燈庵主袖下集。
ボールルーム【ballroom】
ホテルなどの舞踏室・舞踏場。
ポインセチア【(ラテン)Poinsettia】
トウダイグサ科の常緑低木。高さ2〜3メートル。葉は卵状楕円形で、濃緑色。枝先に、朱紅色の苞(ほう)をもつ小花が集まって咲く。苞が淡黄色などの品種もある。メキシコの原産で、温室で栽培し、鉢植えなど...
ポスト‐きょうとぎていしょ【ポスト京都議定書】
先進国に温室効果ガスの排出削減を義務付けた京都議定書の第一約束期間が終了する2013年以降の国際的な枠組み。京都議定書には最大の排出国だった米国が参加せず、削減義務を負わない中国・インドなど新興...
ポツダム【Potsdam】
ドイツ東部、ベルリンの南西にある工業都市。ブランデンブルク州の州都。17世紀以来プロイセン王室の居城地となった。1945年、第二次大戦終結に関するポツダム会談が開かれた。サンスーシ宮殿やツェツィ...