せき‐ふだ【関札】
1 ⇒関所手形 2 ⇒宿札(やどふだ)1
せき‐わ・ぶ【塞き侘ぶ/堰き侘ぶ】
[動バ上二]せきとめるのに苦心する。「—・ぶる涙をだにも洩らさずは幾夜も宿れ袖の月影」〈新千載・恋一〉
せん‐ぐり【先繰り】
《「せんくり」とも》順を追って次々に行うこと。順繰り。「お前達—着物からおこしから振うてみせてあげ」〈水上・大阪の宿〉
せんしゅ‐むら【選手村】
オリンピックなど、大規模な国際競技大会に出場する選手専用の宿舎を集めた区域。
せんじゅ【千住】
東京都の地名。足立区南部(北千住)から荒川区東部(南千住)にかけて。もと奥州街道の第一宿。
せんじゅはなまちよりちょうぼうのふじ【従千住花街眺望ノ不二】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品。当初企画された36作に追加して摺られた10作のひとつ。日光奥州街道の最初の宿場町として栄えた千住付近から眺めた富士山を描く。手前には大名行...
せん‐もう【線毛】
グラム陰性菌などの細菌の表面に見られる細胞質の突起。菌体の表面に数十から数百本ほどあり、鞭毛より細く短い。細菌の接合でDNAを運ぶ性線毛や、宿主となる細胞に付着する役割を果たす付着線毛がある。
ぜったい‐きせい【絶対寄生】
寄生生物にとって、宿主となる生物体が生きた状態であることが必須なこと。生体内でのみ繁殖する微生物や生きた植物体からしか養分の供給ができない菌類などに見られる。近年研究が進み、絶対寄生の菌類の一部...
ぜん‐きせい【全寄生】
寄生植物で、栄養の全部を宿主から吸収する生活形態。根や葉は退化しており、クロロフィルをもたず光合成を行わないので緑色をしていない。ナンバンギセル・ヤッコソウなどにみられる。→半寄生
ぜんこん‐やど【善根宿】
修行僧や遍路、貧しい旅人などを無料で宿泊させる宿。宿泊させることは、自ら巡礼を行うのと同じ功徳があるとされた。《季 春》