とうじ‐ひゃくごうもんじょ【東寺百合文書】
東寺(教王護国寺)に伝わる文書群。平安時代から江戸時代初期までの仏事や寺院経営などに関するさまざまな文書で、数は2万通を越える。名称は、加賀藩主前田綱紀が文書を収めるために百の桐箱を寄進したこと...
ナウムブルク‐だいせいどう【ナウムブルク大聖堂】
《Naumburger Dom》ドイツ中東部、ザクセン‐アンハルト州の都市ナウムブルクにある大聖堂。正式名称は聖ペーターとパウル教会。創建は11世紀。ロマネスク様式からゴシック様式への移行期にあ...
鼻(はな)の下(した)の建立(こんりゅう)
寺社などで寄進を集めるのは、僧侶や神官の生活のためであるということ。「人道の道徳のと云うが頭巾を取れば皆鼻の下喰う殿(でん)の建立だ」〈魯庵・社会百面相〉
はん‐ぎょう【判形】
書き判。また、印形(いんぎょう)。「寄進状を書き、—を加へて」〈盛衰記・一九〉
フレリョ‐の‐とう【フレリョの塔】
《Hrelyuvata kula/Хрелювата кула》ブルガリア西部、世界遺産(文化遺産)に登録されたリラ修道院にある塔。14世紀にセルビアの貴族フレリョ=ドロゴボラの寄進により建造。...
ヘミス【Hemis】
インド北部、ラダック連邦直轄領にある村。レーの南約40キロメートルに位置する。17世紀、ラダック王国のセンゲ=ラムギャル王の寄進により建立された、チベット仏教カギュ派の総本山の僧院がある。毎年7...
ほう‐が【奉加】
[名](スル) 1 神仏に金品を寄進すること。また、その金品。「本堂修復の瓦代を—する」 2 金品を与えること。また、その金品。寄付。
ほうが‐きん【奉加金】
1 奉加の金銭。寺社に寄進した金。 2 寄付金。
ほうが‐ちょう【奉加帳】
1 勧進に応じて奉加する金品の目録や寄進者の氏名を記入する帳面。寄進帳。 2 寄付を求めるときに回して、金額と氏名を記入する帳面。
ほうこう‐じ【方広寺】
京都市東山区にある天台宗の寺。天正17年(1589)豊臣秀吉が奈良東大寺大仏を模して創建。開山は木食応其(もくじきおうご)。大仏と大仏殿は焼失し、現在は本堂・大黒天堂・大鐘楼が残る。豊臣家滅亡...