みのけ‐だ・つ【身の毛立つ】
[動タ五(四)]寒さや恐怖のために、からだの毛が逆立つ。身の毛がよだつ。「—・つような怖い話」
み‐ふゆ【三冬】
冬の3か月。陰暦10月・11月・12月。さんとう。「かぞふるも—の後の冬なればいとど寒さのきはめ行くかな」〈夫木・一八〉
み‐ぶるい【身震い/身振るい】
[名](スル) 1 からだを振り動かすこと。「犬が—して立ち上がった」 2 寒さや恐ろしさなどのため、からだがふるえ動くこと。「戸外の冷気に接し—する」
身(み)を切(き)ら◦れる
つらさや寒さが厳しくて、ひどくこたえる。「—◦れる思いで離別する」
身(み)を切(き)・る
1 つらさや寒さが厳しく、からだを切るように感じられる。「—・るような寒さ」「議員自らが—・る姿勢を示す」「—・る改革」 2 自分の金で払う。身銭を切る。「わっちが—・ったのは三会目の床花ぎりさ...
む‐かんかく【無感覚】
[名・形動] 1 感覚がまひして、何も感じなくなった状態。また、そのさま。「寒さで手足が—になる」 2 感受性が鈍く、あるいは慣れのせいで、感情の動きや気くばりのないこと。また、そのさま。「他人...
もの‐ぞ
[連語]《形式名詞「もの」+係助詞「ぞ」。古くは「ものそ」とも》 1 強い断定の意を表す。…ものである。…ものだ。「これしきの寒さ、何する—」「旅にはあらはなる事もある—」〈落窪・四〉 2 (多...
もの‐の‐かず【物の数】
1 (多く打消しの語を伴って用いる)数えたてるほど価値のあるもの。問題にすべきもの。「寒さなど—ではない」「—とも思わない」 2 人や物を順々に数え上げる数。「下﨟(げらふ)は四五百千までこそ—...
やく‐せき【薬石】
《「石」は「砭(いしばり)」で、古代の医療器》 1 いろいろの薬や治療法。「—効なく永眠する」 2 身のためになる物事のたとえ。「—の言」 3 禅寺で、非時(ひじ)の戒を守って夕食をとらなかった...
やや‐さむ【稍寒】
秋になって少し寒さを感じること。うそさむ。そぞろさむ。《季 秋》「—や一万石の城下町/虚子」