かく‐む【客夢】
旅先で見る夢。旅寝の夢。
かくろ・う【隠ろふ】
《連語「かくらう」の音変化》 [動ハ四]隠れている。「昨日今日雲のたちまひ—・ふは花の林を憂しとなりけり」〈伊勢・六七〉
[動ハ下二] 1
に同じ。「いとどうち忍び—・へ給ひしほど」〈夜の...
かけ‐て【掛けて】
[副] 1 心にかけて。「山越しの風を時じみ寝(ぬ)る夜おちず家なる妹を—しのひつ」〈万・六〉 2 ちょっと。少しでも。「この人の御ことをだに—聞き給ふは」〈源・夕霧〉 3 (下に打消し・反語の...
かけ‐ぶとん【掛(け)布団】
寝るとき、からだの上にかける布団。かけぶすま。《季 冬》
かけ‐もの【掛(け)物】
1 「掛け軸」に同じ。 2 寝るとき、からだにかける毛布・布団など。 3 豆やケシの実・ゼリーなどを芯(しん)にして砂糖をかけた干菓子。豆板・コンペイトーなど。
かご‐やろ【駕籠遣ろ】
[連語]駕籠かきが客に「駕籠をやろ」と呼びかける声。また、転じて、駕籠かき。「天下は夜中八つ過ぎ、廓(くるわ)は恋の昼中や、—ばかりぞ寝声なり」〈浄・淀鯉〉
かざし‐ことば【翳し詞】
忌み詞の一。俳諧などで、正月三が日の間に、物の名を忌み、呼びかえて使う言葉。「雨」を「おさがり」、「寝る」を「いねつむ」、「おきる」を「いねあぐ」という類。
カシオペア【Cassiopeia】
カシオペイアのこと。
カシオペヤ座のこと。
上野・札幌間を結んだ寝台特別急行列車の愛称。全室が個室仕様で食堂車・展望車を備える。平成11年(1999)7月運行開始、平成28年(2016)3...
かしき‐どの【炊き殿】
1 寝殿造りの中の、飯をたく所。炊(かし)き屋。 2 神社で、神に供える食事を調理する所。みかしきどの。炊(かし)き屋。
かしのみ‐の【樫の実の】
[枕]樫の実、すなわちどんぐりは一つずつなるところから、「ひとり」「ひとつ」にかかる。「—ひとりか寝(ぬ)らむ」〈万・一七四二〉