き‐と
[副] 1 動作が瞬間的に行われるさま。急に。とっさに。「御輿を寄せ給ふに、このかぐや姫—影になりぬ」〈竹取〉 2 特に意図せずにある動作をするさま。思わず。ふと。「—寝入りたりけるに」〈梁塵秘...
き‐な・す【着做す/著為す】
[動サ四](上に修飾語を伴って)その状態に着る。「萌黄の小袿(こうちぎ)、…なまめかしく—・し給ひて」〈夜の寝覚・一〉
きぬ‐ぎぬ【衣衣/後朝】
1 衣を重ねて掛けて共寝をした男女が、翌朝別れるときそれぞれ身につける、その衣。「しののめのほがらほがらと明けゆけばおのが—なるぞ悲しき」〈古今・恋三〉 2 男女が共寝をして過ごした翌朝。また、...
き‐の‐じ【きの字】
からだを「き」の字のような形にして、座ったり寝たりすること。だらしのない居ずまいにいう。「元九郎が—なりの寝すがた」〈浮・御前義経記・一〉
きみとねやろか【君と寝やろか】
江戸時代のはやり唄。文人の中島棕隠(なかじまそういん)の作といわれ、「君と寝やろか、五千石とろか、何の五千石、君と寝よ」の歌詞で、天明年間(1781〜1789)に流行。
きゃく‐よう【客用】
客のために備えておくこと。また、そのもの。「—の寝具」
キャビー‐けんさ【CAVI検査】
《CAVIは、cardio-ankle vascular indexの略》動脈硬化の程度を調べる検査の一。仰向けに寝た状態で、両腕と両足首の血圧と脈波から心臓の拍動が伝わる速さを計測し、動脈の硬...
キャンピング‐カー
《(和)camping+car》キャンプ用の食堂・寝室などの設備をした自動車。キャンピング車。
キャンピング‐トレーラー
《(和)camping+trailer》車内で生活できるように、キッチンや寝室などの設備をもつトレーラー。乗用車で牽引(けんいん)して移動できる。
き‐ゆ【覬覦】
[名](スル)身分不相応なことをうかがい望むこと。「鴃舌(げきぜつ)の蛮夷(ばんい)神州を—しに来たかと疑猜(うたが)い憤りて」〈露伴・寝耳鉄砲〉