ないし‐きょう【内視鏡】
体内の腔所を観察するための光学系を組み込んだ医療器具。気管支鏡・胃鏡・腹腔鏡・膀胱(ぼうこう)鏡・直腸鏡などがあり、現在はファイバースコープが広く用いられる。
ない‐しん【内診】
[名](スル) 1 直腸や女性の生殖器の内部を診察すること。 2 医師が自分の診療所内で診療を行うこと。宅診。
ナノスーツ【NanoSuit】
生物の体表に生体適合性をもつ界面活性剤を塗布し、プラズマ重合させた薄膜。平成25年(2013)、針山孝彦らが発明。高真空下で電子顕微鏡を使用する際、化学処理や乾燥処理を伴わず、生物試料をほぼ生き...
にこうしれいき‐けんびきょう【二光子励起顕微鏡】
フェムト秒パルスレーザーの励起光によって光子密度を高め、自然界ではまれにしか生じない二つの光子が原子に同時に吸収される現象を起こし、試料が発する蛍光を観察する顕微鏡。長波長で低エネルギーのレーザ...
にっしょく‐もうまくしょう【日食網膜症】
日食の観察を不適切な方法で行うことで生じる太陽性網膜症。太陽を見つめると、強い可視光線や赤外線が眼底に達し、網膜に火傷を起こす。視野の中心がぼやけ、視力が低下する。重症の場合、恒久的な視力低下や...
にほんのなかのちょうせんぶんか【日本の中の朝鮮文化】
金達寿による評論。昭和45年(1970)から平成3年(1991)にかけて全12冊を刊行。日本各地の史跡を歴訪し、古代朝鮮からの渡来人が日本文化に与えた影響を考察する。
にんしき‐ろん【認識論】
《(ドイツ)Erkenntnistheorie》認識の起源・本質・方法・限界などについて考察する哲学の一部門。知識論。
ねんれいちょうせい‐しぼうりつ【年齢調整死亡率】
年齢構成の違いによる影響を除去するために、基準となる年齢構成を用いて補正した死亡率。「(観察する集団の各年齢階級の死亡率×基準となる人口集団の当該年齢階級の人口)の総和/基準人口集団の総人口」で...
はい‐さつ【拝察】
[名](スル)推察することをへりくだっていう語。「御健勝のことと—いたします」
はい‐しん【拝診】
[名](スル)診察することを、その相手を敬っていう謙譲語。謹んで診察すること。