出典:gooニュース
米最高裁、トランプ氏の免責特権巡り審理 保守判事は一部容認も
この日の口頭弁論では下級審に審理を差し戻すべきではないかという意見も出た。こうなればさらに決着までに時間がかかり、事件の公判開始がますます遅れることになる。11月の大統領選への悪影響を懸念して公判の引き延ばしを図ってきたトランプ氏にとって、有利に働く可能性が高い。【ワシントン西田進一郎】
連邦最高裁審理
トランプ前大統領は2020年の大統領選挙の結果を覆そうと連邦議会襲撃事件を引き起こしたとして起訴され、裁判では、在任中の当時の行為に、大統領としての免責特権が適用されるかどうかをめぐり、審理が行われた。裁判で、弁護側は「最高裁が免責の主張を完全に認めなければ、大統領職そのもの自体、存在しえない」などと訴えた。
トランプ氏の免責特権審理 米最高裁が口頭弁論
【ワシントン共同】米連邦最高裁は25日、2021年の議会襲撃事件を巡り、免責特権が適用されるとのトランプ前大統領の主張の是非について口頭弁論を開いた。民主主義の根幹を揺るがした議会襲撃はトランプ氏が起訴された計四つの事件で最も重大とみられており、最高裁の判断に関心が集まっている。 トランプ氏は20年大統領選の敗北を覆すことを企て、警察官1人を含む5人が死亡した議会襲撃事件を誘発
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