ばく‐ふ【幕府】
《古く陣中にいる将軍が幕を張った中で軍務を処理したところから》 1 陣中で将軍がいる所。柳営。 2 近衛府の唐名。また、近衛大将の居館。 3 武家政権の政庁。また、その権力組織。源頼朝が建久元年...
ばく‐りょう【幕僚】
1 帷幕(いばく)の属僚。君主・将軍などを補佐して、重要な計画に参加する幹部。 2 軍隊で、指揮官に直属して参謀事務に従事する者。
パラミディ‐ようさい【パラミディ要塞】
《Palamidi/Παλαμήδι》ギリシャ、ペロポネソス半島北東部の都市ナフプリオンにある要塞跡。ベネチア共和国時代の17世紀末から18世紀初頭にかけて、市街南東部の標高216メートルの丘の...
ひがし‐の‐しゅう【東の衆】
室町幕府で将軍に拝謁するとき、東向きの縁から出仕した典薬頭・外記(げき)・官務など。ひがしのしゅ。→西の衆
ひがしやま‐じだい【東山時代】
文化史・美術史上の時代区分の一。室町時代、足利義政が文明14年(1482)に東山殿の造営を始めてから没年までをさすが、広義には義政の将軍時代から没年までをいう。
ひさし‐の‐ごしょ【廂の御所】
鎌倉幕府で、将軍の御所の庇の間。廂番が宿直した所。
ひさし‐の‐ふだ【廂の簡】
鎌倉幕府で、小侍所(こざむらいどころ)に属した番衆のうち、将軍に親しく近づくことを許された者の姓名を記して廂の御所に掛けておいたふだ。
ひさし‐ばん【廂番】
鎌倉幕府の職名。廂の御所に交代で宿直して将軍を護衛する役。1番から6番まであり、それぞれ10名前後であたった。廂の衆。
ひ‐しょうぐん【飛将軍】
《中国の匈奴(きょうど)が漢の李広を恐れて呼んだ称から》行動が迅速で武勇のすぐれた将軍。飛将。
ひとつばし【一橋】
姓氏の一。徳川御三卿の一。8代将軍徳川吉宗の四男宗尹(むねただ)が江戸城一橋門内に屋敷を与えられて創始。11代将軍家斉(いえなり)、15代将軍慶喜(よしのぶ)を出した。 [補説]「一橋」姓の人物...