り‐ちょう【李朝】
「李氏朝鮮」の略。 ベトナムの王朝の一。1009年、前黎朝の将軍李公蘊(りこううん)が自立して建国。昇竜(現ハノイ)を都とし、聖宗のとき国号を大越と改めた。大乗仏教、ついで儒教が行われた。1...
りゅう‐えい【柳営】
《匈奴(きょうど)征討のために細柳という地に陣営を置いた漢の将軍周亜夫(しゅうあふ)が、軍規を徹底させ厳重な戦闘態勢をとって文帝から称賛されたという、「漢書」周勃伝の故事による》 1 将軍の軍営...
りょうげ‐の‐かん【令外の官】
令に定められた以外の官職・官庁。大宝令または養老令の制定後に設置された官で、内大臣・中納言・参議・蔵人所(くろうどどころ)・検非違使(けびいし)・按察使(あぜち)・征夷大将軍など。
りょう‐しょう【良将】
すぐれた武将。りっぱな将軍。「—の下(もと)に弱卒なし」
るす‐い【留守居】
[名](スル) 1 「留守1」に同じ。「頼まれて—する」 2 江戸幕府の職名。老中の支配下にあって、大奥の取り締まり、奥向き女中の諸門の出入り、諸国関所の女手形などの事務、また、将軍不在のときは...
ろう‐しょう【老将】
1 年をとった将軍。老将軍。 2 経験を積んで軍事に通じた将軍。
ろう‐じゅう【老中】
江戸幕府の最高の職名。将軍に直属して政務一般を総理した。ふつう、2万5千石以上の譜代大名の中から4、5名が選ばれ、月番制で政務の責任者となり実務を行った。宿老。執政。
ろう‐ばらい【牢払い】
江戸時代、牢内の囚人を一時的に解放したこと。将軍家の法事の際に諸国の軽罪囚の赦免や、江戸小伝馬町の大牢で出火・近火のときに期限付きで行われた。
ローマへのみち【ローマへの道】
《原題The Road to Rome》シャーウッドの処女戯曲。カルタゴの将軍ハンニバルのローマ侵攻を主題とする。1927年初演。
わか‐みや【若宮】
1 幼少の皇子。また、皇族の子。 2 将軍の子の僭称(せんしょう)。 3 本宮の祭神の子を祭った神社。 4 本宮の祭神の分霊を新たに勧請(かんじょう)した神社。新宮(しんぐう)。