ぜん‐ちしき【善知識/善智識】
《「ぜんぢしき」とも》 1 仏語。人々を仏の道へ誘い導く人。特に、高徳の僧のこと。真宗では門弟が法主(ほっす)を、禅宗では参学の者が師家(しけ)をいう。⇔悪知識。 2 人を仏道へ導く機縁となるも...
ぜん‐どう【善導】
[名](スル)よいほうへ教え導くこと。よいみちびき。「非行少年を—する」
ぜん‐どう【善道】
1 正しい道。徳義にかなった道。「—に導く」 2 「善趣(ぜんしゅ)」に同じ。⇔悪道。
ぜん‐の‐つな【善の綱】
《善所に導く綱の意》 1 万日供養や開帳のとき、仏像の手などにかけて参詣者などに引かせる5色の綱。仏にすがる意を表すという。 2 葬式のとき、棺につないで引く白布の綱。
そう‐して【然うして】
[副]前に述べた方法・手段によるさま。「—切るとうまくいく」「—食べるとおいしい魚だ」 [接] 1 前述の事柄を受け、それに継続して、あるいはその結果生じる事柄を導く。そして。「朝、六時に起...
そこ‐で【其処で】
[接] 1 前述の事柄を受けて、次の事柄を導く。それで。そんなわけで。「いろいろ意見された。—考えた」 2 話題をかえたり、話題をもとにもどしたりすることを示す。さて。「—一つお願いがあります」
そだ・てる【育てる】
[動タ下一][文]そだ・つ[タ下二] 1 手間をかけて養い成長させる。養育する。「実の子同様に—・てる」「苗を—・てる」 2 能力などが伸びるように教え導く。手を掛けてやったり、教え鍛えたりして...
そっ‐たく【啐啄】
《「啐」はひなが卵の殻を破って出ようとして鳴く声、「啄」は母鳥が殻をつつき割る音》 1 禅宗で、導く師家(しけ)と修行者との呼吸がぴたりと合うこと。 2 またとない好機。「利家も内々かく思ひ寄り...
その‐くせ【其の癖】
[接] 1 前述の事柄を受けて、それと相反する事柄を導く。それなのに。それにもかかわらず。「彼は、やせていて、—大飯食らいだ」 2 そのうえ。「わしも仲間の太々講(だいだいこう)で、—講親といふ...
ソフト‐ランディング【soft landing】
1 軟着陸。特に、宇宙船が、ロケットエンジンの逆噴射で速力をおさえながらゆっくりと着陸すること。⇔ハードランディング。 2 高成長を安定へ導く過程で、不況などを招かないように徐々に成長速度を低下...