アンクルトムのこや【アンクルトムの小屋】
《原題Uncle Tom's Cabin》ストー作の長編小説。1852年刊。黒人奴隷トムの悲惨な生涯を描き、米国の奴隷制度廃止の気運を高めた。
いぬごや【犬小屋】
向田邦子の短編小説。昭和55年(1980)発表。同年、「かわうそ」「花の名前」とあわせ第83回直木賞受賞。
いぬ‐ごや【犬小屋】
1 犬を飼うための小屋。また比喩的に、粗末で小さな家のこと。 2 江戸時代、第5代将軍徳川綱吉が中野・大久保などに作り、野犬を飼い養った小屋。→生類憐みの令 [補説]書名別項。→犬小屋
うさぎ‐ごや【兎小屋】
1 ウサギを飼うための小屋。 2 日本人の粗末な小さい家のこと。EC(ヨーロッパ共同体)が昭和54年(1979)に出した内部資料「対日経済戦略報告書」中の語rabbit hutchの訳語。以後、...
うし‐ごや【牛小屋】
牛を飼っておく小屋。
かけ‐ごや【掛(け)小屋】
臨時にこしらえた興行用などの小屋。
かまぼこ‐ごや【蒲鉾小屋】
竹を半円形にたわめて骨とし、むしろで覆った、かまぼこ形の粗末な小屋。
かり‐ごや【仮小屋】
間に合わせにこしらえた小屋。
き‐ごや【木小屋】
材木などを積んで置く小屋。
こ‐や【小屋】
1 小さくて粗末な建物。仮に建てた簡単な造りの小さな建物。「掘っ建て—」 2 雑物や家畜を入れておく簡単な建物。「物置—」「うさぎ—」 3 《もと仮設の粗末な建物であったところから》芝居・見世物...