いい‐わけ【言(い)訳/言(い)分け】
[名](スル) 1 そうせざるをえなかった事情を説明して、了解を求めること。弁解。弁明。「遅刻の—」「いまさら—してもおそい」 2 (言い分け)言葉を別々の意味に分けて使うこと。 3 物事の筋道...
いかなるほしのもとに【如何なる星の下に】
高見順の長編小説。浅草を舞台に、小説家の「私」がレビューの踊り子に思いを寄せるさまを描く。昭和14年(1939)1月から翌昭和15年(1940)3月まで「文芸」誌に連載。単行本は昭和15年(19...
いきづまったおとこ【行きづまった男】
《原題、(イタリア)Un uomo finito》イタリアの小説家・批評家、パピーニによる自伝的小説。別邦題は「終りし人」ともする。
イギリスのきりのなかへ【イギリスの霧の中へ】
小説家・アメリカ文学者の三浦清宏によるエッセー。副題「心霊体験紀行」。昭和58年(1983)刊行。著者がサバティカルでイギリスに滞在し、心霊研究の現況調査を行った際の体験談。
いしなかせんせいぎょうじょうき【石中先生行状記】
石坂洋次郎の短編小説集。昭和23年(1948)から昭和29年(1954)連載。青森県に疎開していた小説家、石中先生の体験を描く。全4巻。昭和25年(1950)、昭和41年(1966)に映画化され...
イタリアきそうきょく【イタリア綺想曲】
《原題、(イタリア)Capriccio italiano》イタリアの詩人・小説家、サングイネーティの小説。1963年刊。
いっぷん‐の‐いえ【一分の家】
《Dům U Minuty》チェコ共和国の首都プラハの中心部、旧市街広場にある建物。旧市庁舎に隣接する。15世紀にゴシック式で建造。16世紀に改築され、同国におけるルネサンス式集合住宅の典型的な...
いぬのとし【犬の年】
《原題、(ドイツ)Hundejahre》ドイツの小説家、グラスの長編小説。1963年刊。著者の処女小説である「ブリキの太鼓」(1959年刊)、「猫と鼠」(1961年刊)とあわせ、3部作をなす。
イラクリオン【Iraklion/Ηράκλειον】
ギリシャ南部、クレタ島の港湾都市。イタリア語、およびトルコ語での呼称はカンディア。同島中央部の北岸に位置し、エーゲ海に臨む。9世紀頃にアラブ人が町を建設し、ビザンチン帝国、ベネチア共和国の領土と...
イワノボ【Ivanovo/Иваново】
ロシア連邦西部、イワノボ州の都市。同州の州都。旧称イワノボボズネンスク。「黄金の環」と呼ばれるモスクワ北東近郊の観光都市の一つ。18世紀にピョートル1世により織物工場が建設され、20世紀にいたる...