うり‐ぐい【売(り)食い】
[名](スル)定収入がなく、所有する品物などを少しずつ売った金で生計を立てること。「当面は—する生活を余儀なくされる」
うわ‐め【上目】
1 顔を上げないで、目だけで上のほうを見ること。また、その目つき。「—をつかう」⇔下目。 2 秤竿(はかりざお)の上面にしるした星。また、その星を目盛りにしてはかること。少量をはかるのに用いる。...
えい‐たく【郢斲】
《「荘子」徐無鬼の、郢の人が鼻の先に土を薄く塗り、匠石という大工に斧(おの)で削り取らせたところ、鼻を少しも傷つけなかったという故事から》詩文の添削を人に請うときに用いる語。郢斧(えいふ)。「—...
海老(えび)で鯛(たい)を釣(つ)る
少しの元手または労力で大きな利益を得ることのたとえ。えびたい。
えん‐がまち【縁框】
縁の外端に、縁束(えんづか)より少し外に取り付けた横木。
えんきん‐りょうよう【遠近両用】
眼鏡やコンタクトレンズで、遠くも近くも見るために用いること。パソコンのディスプレーなど、少しはなれた中間距離に対応する部分が狭く、見えずらい。二重焦点レンズ、三重焦点レンズ、累進焦点レンズなどがある。
エントロピー‐だんせい【エントロピー弾性】
外力によって体積が減少した気体や秩序立った配列をとった高分子からなる物体などが、エントロピー増大の法則(熱力学の第二法則)に従って、元の状態に戻ろうとする復元力による弾性。→エネルギー弾性
お【小】
[接頭] 1 名詞に付く。 ㋐小さい、細かい意を表す。「—川」 ㋑語調を整えたり、表現をやわらげたりして、やさしい感じの意を表す。「言出(で)しは誰が言なるか—山田の苗代水の中淀にして」〈万・七...
おう‐どう【横道】
[名・形動] 1 人間としての正しい道に外れていること。また、そのさま。よこしま。邪道。「この思いもよらない出来事には、いくら—な良秀でも、ぎょっと致したのでございましょう」〈芥川・地獄変〉 2...
おお‐いばり【大威張り】
[名・形動] 1 得意になっていばりかえっていること。また、そのさま。「—で仲間に自慢する」 2 少しも引け目を感じる必要がないこと。また、そのさま。「これで—で出席できる」