おぼつか‐な・い【覚束無い】
[形][文]おぼつかな・し[ク] 1 物事の成り行きが疑わしい。うまくいきそうもない。「昨年並みの収穫は—・い」「今の成績では合格は—・い」 2 はっきりしない。あやふやである。「—・い記憶をた...
お・める【怖める】
[動マ下一][文]お・む[マ下二]気後れする。恐れる。臆(おく)する。→怖(お)めず臆(おく)せず「名に負う僕のこッたから、少しも—・めたる顔色なく」〈逍遥・当世書生気質〉
おもい‐なぐさ・む【思ひ慰む】
[動マ四]心が休まる。気が晴れる。「すずろなる旅居のみして、—・む折もなきに」〈源・蜻蛉〉
[動マ下二]気を取り直す。気を晴らす。「かく長らふれば少しも(=多少トモ)—・めつべき折もあるを」...
おもい‐のど・む【思ひ和む】
[動マ下二]心を落ち着かせる。ゆったりした気持ちにさせる。「少し—・めよと思されば」〈源・若菜下〉
おもい‐はな・る【思ひ離る】
[動ラ下二]心にかけなくなる。気持ちが離れる。「あらぬ様になりなば、少しも—・れ給ひなむと、思ふなり」〈狭衣・二〉
思(おも)い邪(よこしま)なし
《「論語」為政から》心が素直で、偽り飾るところがない。少しも邪悪な考えがない。
おも‐なが【面長】
[名・形動] 1 顔が長めなこと。また、そのさま。「—な人」 2 態度や気持ちがのんびりしていること。また、そのさま。「懐紙をな、眉にあてて私を、—に御覧なすって」〈鏡花・眉かくしの霊〉 3 お...
おも‐め【重め】
[名・形動]やや重いこと。少し重い感じがすること。また、そのさま。「—のバーベルでトレーニングする」⇔軽め。
お‐やみ【小止み】
雨・雪などが少しの間降りやむこと。「雨が—になる」
おやみ‐な・い【小止み無い】
[形][文]をやみな・し[ク]少しの間もやむことなく続くさま。間断ない。「雨が—・く降る」