みず‐の‐お【水の尾】
海・川で、ある一定の水の流れのある所。船が通うのに適した水路となる。みお。「—について渡れや渡れやと」〈盛衰記・三五〉
みぞ‐おち【鳩尾】
胸の中央のへこんだ所。胸骨の剣状突起の下部。急所の一。きゅうび。みずおち。
みだれ‐お【乱れ尾】
乱れた尾。みだりお。「庭つ鳥鶏(かけ)の垂り尾の—の長き心も思ほえぬかも」〈万・一四一三〉
む‐しゅび【無首尾】
「不首尾(ふしゅび)」に同じ。
やお【八尾】
大阪府中部の市。大阪市の東に隣接し、住宅地。軽工業も行われる。大信寺(だいしんじ)・久宝寺(きゅうほうじ)の寺内町として発展。人口26.9万(2010)。
やお【八尾】
狂言。罪人が六道の辻で閻魔(えんま)に会い、地獄へ落とされそうになるが、八尾地蔵からの手紙を見せて、極楽浄土へ送られる。
やかた‐お【矢形尾/屋形尾】
タカの尾の羽の斑(ふ)の一種。山形の模様のあるもの。また、矢羽根の形に似るもの。あるいは、屋根の形に似るからともいう。「鷹(たか)はしもあまたあれども—の我(あ)が大黒(おほぐろ)(=タカノ名)...
やつ‐お【八尾】
富山県富山市南部を占める地域。旧婦負(ねい)郡八尾町。例年9月1日〜3日に伝統行事「おわら風の盆」が行われる。また、八幡社の曳山(ひきやま)神事も有名。付近に越中八尾温泉など多くの温泉地がある。
やま‐お【山尾】
山の尾根。稜線。〈和英語林集成〉
やま‐の‐お【山の尾】
「やまお」に同じ。