ふせ【伏せ】
[名] 1 からだを伏せること。「—の姿勢」「腕立て—」 2 軍勢を敵に気付かれないように配置しておくこと。また、その軍勢。伏兵(ふくへい)。「小川内と云ふ処に—を置き待つ所に」〈蒲生氏郷記〉...
ふ‐ぜい【風情】
[名] 1 風流・風雅の趣・味わい。情緒。「—のある庭」 2 けはい。ようす。ありさま。「どことなく哀れな—」 3 能楽で、所作。しぐさ。 4 身だしなみ。「人の—とて朝毎に髪結はするも」〈浮...
ふたはぐろ‐こうじ【双羽黒光司】
[1963〜2019]力士。第60代横綱。三重県出身。本名、北尾光司。史上初の幕内優勝経験がない横綱。→第59代横綱隆の里 →第61代横綱北勝海(ほくとうみ)
ふたば【双葉】
福島県東部にある郡。広野町・楢葉町・富岡町・大熊町・双葉町・浪江町・川内村・葛尾村の6町2村からなる。海岸部に東京電力福島第一発電所および同第二発電所がある。平成23年(2011)3月に発生した...
ふで【筆】
[名] 1 竹や木の柄の先に獣毛をたばねてつけ、これに墨や絵の具などをふくませて字や絵をかく道具。毛筆。また、筆記具の総称。「—の運び」 2 書くこと。また、書いたもの。「定家の—になる」 3...
ふどうちょう【不同調】
日本の文芸誌。雑誌「新潮」の編集者であった中村武羅夫が、菊池寛の創刊による文芸誌「文芸春秋」の対抗誌として、大正14年(1925)に創刊。昭和4年(1929)休刊。同人に、岡田三郎、間宮茂輔、尾...
ふな‐もり【舟盛(り)】
1 本膳料理の古式の盛り方。伊勢えびの尾を高くして膳に盛るもの。 2 鯛(たい)などで、身を下ろし、残る頭・中骨・尾を船に見立て、これに身を盛りつけた料理。祝儀・慶事用。
ふにんちゅう‐ほうし【不妊虫放飼】
害虫駆除法の一つ。放射線などを利用して、交尾はできるが子孫を残せない個体を大量につくり、野外に放つことで、野生個体の繁殖を妨げ、害虫を根絶する。
ふね【船/舟】
[名] 1 人や荷物をのせて水上を進む交通機関。ふつう、推進力に動力を用いる大型のものは「船」、手でこぐ小型のものは「舟」と書く。 2 (「槽」とも書く)水・酒などの液体を入れる箱形の容器。湯...
ふゆのひ【冬の日】
江戸前期の連句集。1冊。山本荷兮(やまもとかけい)編。貞享2年(1685)刊。芭蕉の指導のもとに尾張の蕉門が催した歌仙5巻と追加6句からなる。俳諧七部集の一。