けん‐しょく【顕色】
無色のものを発色させること。繊維を下漬けしてから顕色剤を反応させて色素を生成させたり、クロマトグラフィーで展開させた物質に試薬を作用させたりして発色させることなど。
げんそう‐きょく【幻想曲】
形式にとらわれず、作者が自由に楽想を展開させて作る曲。ファンタジー。
げんろく‐じだい【元禄時代】
江戸中期、5代将軍徳川綱吉の時代。文治政治が展開し、町人の勢力が台頭して社会は活気を呈し、上方を中心に独特の文化が生まれた。
げんろく‐ぶんがく【元禄文学】
元禄年間を中心として、主に上方で発達した町人文学。小説・俳諧・演劇などの分野で多様に展開し、近世文学の一頂点を示した。→上方文学
ゲーム‐ブック
《(和)game+book》筋書きが幾通りかあり、話の途中に選択肢が設けられていて、読者の選び方しだいで異なる展開・結末になる本。ロールプレーイングゲームやアドベンチャーゲームを下地にしたものが多い。
ゲーム‐メーカー【game maker】
チーム戦を行うスポーツで、チームの中心となり、試合(特に攻撃の)展開を決める選手のこと。サッカーのミッドフィールダー、アメリカンフットボールのクオーターバック、ラグビーのスタンドオフ、バスケット...
こう‐カード【好カード】
スポーツなどで、おもしろい試合展開が予想される対戦。
こうけいたい‐けいせい【光形態形成】
植物が置かれた環境の光の条件により、発生や分化が制御される現象。細胞分裂の向き、種子や胞子の発芽、葉の展開や茎の生長、開花のタイミングなどが調節される。
こうこく‐しかん【皇国史観】
日本の歴史を、万世一系の天皇を中心とする国体の発展・展開ととらえる歴史観。日中戦争・第二次大戦期に支配的となった。
こうざ‐は【講座派】
昭和7年(1932)から翌年にかけて、野呂栄太郎の企画・指導のもとに刊行された「日本資本主義発達史講座」に執筆し、日本資本主義の半封建的性格を強調して労農派と論争を展開したマルクス主義理論家の集...