さんむ【山武】
千葉県東部、九十九里平野の中央にある市。イチゴ栽培などが盛んだが、総武本線沿線では東京の通勤圏として宅地開発も進む。平成18年(2006)3月に成東(なるとう)町・山武(さんぶ)町・蓮沼村・松尾...
さんむ‐し【山武市】
⇒山武
さん‐もん【山門】
寺院の正門。三門。また、寺院。もと山に建てられたところからいう。
比叡山延暦寺の異称。 [補説]作品名別項。→山門
さんもん【山門】
歌舞伎狂言。初世並木五瓶作。安永7年(1778)初演の「金門五山桐(きんもんごさんのきり)」(のち「楼門(さんもん)五三桐」と改称)の2幕目返し、南禅寺山門の場が独立して上演される場合の通称。
さんもん‐づくり【山門造(り)】
寺の楼門をかたどった2階造りの門。
さんもん‐は【山門派】
天台宗の一派。比叡山を本山とする。円仁を流祖とし、さらに一三流に分かれる。→寺門派(じもんは)
さんもん‐ぶぎょう【山門奉行】
室町幕府の職名。延暦寺に関する諸事をつかさどった。
さんや【山谷/三谷/三野】
東京都台東区北東部にあった地名。現在の清川・日本堤・東浅草付近。
《日本橋にあった元吉原が焼失して、新吉原ができるまで遊郭が置かれたところから》吉原の遊郭をさす。→吉原
さん‐や【山野】
山や野原。のやま。また、田舎。
さんや‐がよい【山谷通ひ】
江戸時代、元吉原焼失後、江戸浅草山谷にできた仮営業の遊郭に通うこと。のち、新吉原となってからも、そこに通うことをいった。「命に代へての—」〈浮・諸艶大鑑・一〉