やま‐あり【山蟻】
膜翅(まくし)目アリ科ヤマアリ亜科の昆虫の総称。山地にすむものが多い。脚は長くて歩くのに適し、腹端に毒針をもたない。幼虫は繭を作らない。クロヤマアリ・サムライアリ・ムネアカオオアリなど。《季 夏》
やま‐あるき【山歩き】
趣味として山を歩くこと。
やま‐い【山井】
「やまのい」に同じ。「限りなく解くとはすれどあしひきの—の水はなほぞ凍れる」〈拾遺・雑秋〉
やま‐い【山居】
山に住むこと。また、その居所。やまずみ。さんきょ。「あしひきの—はすとも踏み通ふ跡をも見ぬは苦しきものを」〈後撰・恋二〉
やまい【山藍】
「やまあい(山藍)」の音変化。「あしひきの—に摺(す)れる衣をば神につかふるしるしとぞ思ふ」〈拾遺・雑秋〉
やま‐い【山藺】
カヤツリグサ科の多年草。山地や平地の湿った所に生え、高さ30〜40センチ。茎は針金状で、つやのある細長い葉がつく。夏から秋、褐色の穂を1個つける。
やま‐いぬ【山犬/豺】
ニホンオオカミの別名。また、山野にすむ野生化した犬。野犬。《季 冬》
やま‐いも【山芋】
「やまのいも」に同じ。
やま‐うぐいす【山鶯】
1 山にすむ野生のウグイス。 2 ヤマルリソウの別名。
やま‐うさぎ【山兎】
山にすむ野生のウサギ。