あまかざり‐やま【雨飾山】
新潟県西部、糸魚川(いといがわ)市と長野県北安曇(あずみ)郡小谷(おたり)村との境にある山。標高1963メートル。鐘状(しょうじょう)火山で、頂上南面はロッククライミングに好適。眺望がよく、山頂...
あまぎ‐さん【天城山】
静岡県伊豆半島中東部の火山群。最高峰は万三郎岳で標高1405メートル。杉・檜(ひのき)などが茂り、江戸時代は幕府の御料地。
あま‐ごさん【尼五山】
⇒尼寺五山
あまでら‐ごさん【尼寺五山】
室町時代に、禅宗五山の制度にならって定められた、京都と鎌倉の各5か所の禅宗の尼寺。京都の景愛寺・通玄寺・檀林(だんりん)寺・護念寺・恵林(えりん)寺、鎌倉の東慶寺・太平寺・国恩寺・護法寺・禅明寺...
あま‐の‐かぐやま【天香山/天香具山】
高天原(たかまがはら)にあったといわれる山。 奈良県橿原(かしはら)市の山。標高152メートル。畝傍(うねび)山・耳成(みみなし)山とともに大和三山の一。香具山。あめのかぐやま。[歌枕]「大...
あめ‐やま【天山】
《天や山のように高く大きい意から》 1 多大なこと。「平家の御恩を—と被(かうむ)ったれば」〈平家・四〉 2 (副詞的に用いて)この上もなく。大いに。はなはだ。「—かたじけなくは候へども」〈仮・...
あらし‐やま【嵐山】
京都市西部にある山。大堰(おおい)川南岸に位置し、標高381メートル。桜・紅葉の名所。 謡曲。脇能物。金春禅鳳(こんぱるぜんぽう)作。勅使が吉野から移された嵐山の桜をたたえると、蔵王権現と木...
あらし‐やま【嵐山】
桜の一品種。サトザクラの仲間で、花弁が大きく丸みを帯び、周縁部の色が濃い。
あらち‐やま【愛発山/有乳山/荒血山】
福井県敦賀市の南部の山塊。奈良時代、愛発関(あらちのせき)があった。[歌枕]「八田の野の浅茅色づく—峰の沫雪寒く降るらし」〈万・二三三一〉
アラファト‐さん【アラファト山】
《Jabal ‘Arafāt》サウジアラビア中西部のイスラム教、聖地メッカの東方約25キロメートルにある山。「慈悲の山」(ジュベルアルラハマン)とも呼ばれる。メッカを訪れた巡礼者が、巡礼月の9日...