あいくおう‐ざん【阿育王山】
中国、浙江(せっこう)省東部の山。281年、西晋の劉薩訶(りゅうさっか)が阿育王の舎利塔を建立した地。宋代には広利寺として五山の一。育王山。
あいづ‐ばんだいさん【会津磐梯山】
磐梯山のこと。会津嶺。会津富士。 会津地方の民謡。もと盆踊り歌で、昭和初期から全国に広まった。
あい‐の‐つちやま【間の土山】
旧東海道鈴鹿越えの宿場町であった土山(滋賀県甲賀市)のこと。鈴鹿峠の西の山あいにあるので、こうよばれた。
あい‐の‐やま【間の山】
三重県伊勢市の地名。伊勢神宮の内宮と外宮との間にある丘陵。近世は遊里もあった。 「間の山節」の略。
アウ‐さん【アウ山】
《Gunung Awu》インドネシア北東部、サンギヘ諸島の主島サンギヘ島にある活火山。標高1320メートル。17世紀半ば以降、たびたび噴火を起こし、泥流や火砕流により合計8000人以上の死者を出...
いしやま【石山】
[共通する意味] ★主な組成物から見た山の種類。[使い分け]【1】「岩山」は、岩石がむき出しになった山。[英]a rocky mountain【2】「石山」は、岩石の多い山。また、石材を切り出す...
いわやま【岩山】
[共通する意味] ★主な組成物から見た山の種類。[使い分け]【1】「岩山」は、岩石がむき出しになった山。[英]a rocky mountain【2】「石山」は、岩石の多い山。また、石材を切り出す...
おくやま【奥山】
[共通する意味] ★奥深い山。[英] a deep mountain[使い方]〔深山〕(しんざん)▽深山に迷い込む▽深山幽谷〔深山〕(みやま)▽深山に隠れ住む▽深山桜〔奥山〕▽鹿(しか)のすむ奥...
かざん【火山】
[意味] マグマやその生成物が、地殻の割れ目や弱い部分に噴出してできた山。[使い方]〔火山〕▽火山の噴火による災害[関連語]◆(噴火山) 活動している火山。[英]an erupting volc...
こうざん【鉱山】
[意味] 有用な鉱物を採掘する場所や関連の諸施設。金属鉱山をいうことが多い。[英] a mine[関連語]◆(炭鉱) 石炭を採掘する鉱山。◆(金山) 金を産出する鉱山。◆(銀山) 銀を産出する鉱...
うんうふざん【雲雨巫山】
男女の交わり。また、密会のこと。
ぐこういざん【愚公移山】
何事も根気よく努力を続ければ、最後には成功することのたとえ。
じんしゃらくざん【仁者楽山】
仁徳の備わった人は、欲に動かされず心が穏やかでゆったりとしているので、おのずから安定したどっしりとした山を愛するものであるということ。▽「仁者じんしゃは山やまを楽たのしむ」と訓読する。
ふうりんかざん【風林火山】
戦いにおける四つの心構えを述べた語。風のように素早く動いたり、林のように静かに構えたり、火のような激しい勢いで侵略したり、山のようにどっしりと構えて動かない意。転じて、物事の対処の仕方にもいう。時機や情勢などに応じた動き方。▽「其その疾はやきこと風の如ごとく、其の徐しずかなること林の如く、侵掠しんりゃくすること火の如く、動かざること山の如し」の略。戦国時代の武将、武田信玄たけだしんげんが旗に大書し、旗印に用いたことで有名。
ものみゆさん【物見遊山】
気晴らしにあちらこちらを見物すること。
いけべ‐さんざん【池辺三山】
[1864〜1912]新聞記者。熊本の生まれ。本名、吉太郎。「東京朝日新聞」主筆として活躍。
いさん【潙山】
[771〜853]唐代の禅僧。名は霊祐。百丈懐海(ひゃくじょうえかい)に法を受け、潭州(たんしゅう)潙山に住したので潙山霊祐といわれる。弟子仰山(ぎょうさん)の大成した潙仰(いぎょう)宗の祖。大...
いしかわ‐じょうざん【石川丈山】
[1583〜1672]江戸前期の漢詩人・書家。三河の人。名は重之、字(あざな)は孫助。別号、六六山人など。徳川家康に仕え、大坂夏の陣で活躍。のち京都に詩仙堂を建てて住んだ。詩文集に「新編覆醤集(...
きくち‐ござん【菊池五山】
[1769〜1849]江戸後期の漢詩人。讃岐(さぬき)の人。名は桐孫(まさひこ)。通称、左太夫。市河寛斎に学び、のち江戸詩壇の代表的存在となった。著「五山堂詩話」。
つばき‐ちんざん【椿椿山】
[1801〜1854]江戸後期の南画家。江戸の人。名は弼(ひつ)。別号、休庵・琢華堂など。初め金子金陵、のち渡辺崋山に学ぶ。画風は穏やかで、花鳥画・肖像画にすぐれた。