あら‐いそ【荒磯】
波の荒い海岸。また、岩石の多い海岸。ありそ。
ありそ【荒磯】
《「あらいそ」の音変化》荒波の打ち寄せる、岩石の多い海岸。「み立たしの島の—を今見れば生ひざりし草生ひにけるかも」〈万・一八一〉
ありそ‐うみ【荒磯海】
岩石が露出し波の荒い海辺。ありそみ。「—の浜の真砂(まさご)と頼めしは忘るることの数にぞありける」〈古今・恋五〉
アルミニウム【aluminium】
硼素族元素の一。銀白色の軟らかく軽い金属で、展延性に富み、熱・電気の良導体。アルミノ珪酸塩として岩石・土壌中に存在する。日用品・建築材・電線・軽合金材料など用途は広い。元素記号Al 原子番号13...
アルミノ‐けいさんえん【アルミノ珪酸塩】
《alumino-silicate》珪素の一部がアルミニウムで置き換わった珪酸塩。多くの岩石の主成分で、雲母・長石・沸石などとして広く分布。アルミノ珪酸塩ガラスに利用される。アルミノシリケート。
あんざん‐がん【安山岩】
《アンデス山脈の火山岩に命名されたandesiteから》火山岩の一。斜長石・輝石の斑晶(はんしょう)を含み、また、角閃石(かくせんせき)や黒雲母(くろうんも)を含むこともある暗灰色の岩石。板状・...
アンテ【Anthe】
土星の第49衛星。2007年に発見。名の由来はギリシャ神話の女神。メトネなどと同様に、より小さな岩石とともに弧状の不完全な環を形成して土星を公転する。また、直径約1キロと極めて小さいため、近傍の...
いし【石】
1 岩石の小片。岩よりも小さく、砂よりも大きなもの。 2 広く、岩石・鉱石のこと。「—の置物」「—の橋」 3 土木工事や建築などに使う石材。「山から—を切り出す」 4 宝石や、時計の部品に用いる...
いし‐い【石井】
岩の間のたまり水。まわりを石で囲んだ泉。また、岩石をうがって掘った井戸。「—に寄りて、手にむすびつつ飲みて」〈更級〉
いし‐むろ【石室】
1 岩間の天然のむろ。また、岩石でつくったむろ。せきしつ。いわむろ。 2 石を積み、または岩を利用してつくった山小屋。 3 霊屋(たまや)の中に安置する石造りの厨子(ずし)。