かい‐ほう【壊崩/潰崩】
[名](スル)くずれこわれること。崩壊。
がんせつ‐なだれ【岩屑雪崩】
⇒岩屑流
ぐんしゅう‐なだれ【群衆雪崩】
人が密集した場所で、一人が倒れることによって、周囲の人々が雪崩を打つように、広範囲にわたって連鎖的に転倒していくこと。→将棋倒し [補説]「群集雪崩」とも書く。転倒が一方向に起こるものを「将棋倒...
こおり‐なだれ【氷雪崩】
氷河などから落下した氷によって引き起こされる雪崩。氷・雪に岩石が混じることがあり、高速で遠くまで到達する。
ごてんば‐がんせつなだれ【御殿場岩屑雪崩】
約2900年前に富士山で起きた岩屑流。富士山の東側の山体崩壊によって生じ、大量の岩屑物が御殿場付近に広く堆積した。御殿場岩屑流。
スラッシュ‐なだれ【スラッシュ雪崩】
大量の水を含んだ雪が流動する現象。流下しながら土砂を巻き込んだものは雪泥流とよばれる。大規模なスラッシュ雪崩は富士山で起こるものが有名。雪代(ゆきしろ)。
ぜんそう‐なだれ【全層雪崩】
積雪層全体が滑り落ちる大規模な雪崩。気温の上がる春先に起こりやすい。底雪崩。→表層雪崩
そこ‐なだれ【底雪崩】
⇒全層雪崩(ぜんそうなだれ)
てんはっせい‐なだれ【点発生雪崩】
雪粒が未固結の雪の層(スラフ)の一部が滑り落ちる雪崩。面発生雪崩に比べ規模は小さく、斜面上部の一点から扇型に広がる傾向がある。
でんし‐なだれ【電子雪崩】
強電界で加速された電子が、原子や分子を次々とイオン化しながら増えていく現象。