く‐ぎょう【恭敬】
つつしみうやまうこと。きょうけい。「梵天(ぼんでん)、帝釈(たいしゃく)および諸天皆—せん」〈今昔・一・一〉
クサントス【Xanthos/Ξάνθος】
小アジアにあった古代都市。現在のトルコ南西部の都市アンタリヤの南西約110キロメートルに位置する。古代リキア王国の首都として栄え、当時はアリナと呼ばれた。紀元前6世紀にアケメネス朝ペルシア、前1...
クシャトリヤ【(梵)Kṣatriya】
インドのバルナ(四種姓)で、バラモンに次ぐ第二位の身分。王族および武士。 [補説]「刹帝利」とも書く。
くしゃ‐まんだら【倶舎曼荼羅】
東大寺蔵、平安末期作の曼荼羅。釈迦三尊(しゃかさんぞん)を倶舎宗の祖師や仏弟子が半円形に囲み、後方に梵天(ぼんてん)・帝釈天(たいしゃくてん)、四隅に四天王を配置してある図。
クスコ【Cuzco/Cusco】
ペルー南部の都市。アンデス山中、標高約3400メートルの高地にある。インカ帝国の首都として栄え、太陽神の神殿跡など多数の遺跡が残る。1983年「クスコの市街」として世界遺産(文化遺産)に登録された。
クスコ‐だいせいどう【クスコ大聖堂】
《Catedral del Cuzco》ペルー南部の都市クスコの中心部にある大聖堂。アルマス広場に面する。インカ帝国時代の神殿跡に、16世紀半ばから17世紀半ばにかけて建造。メスチゾの画家マルコ...
クズ‐とう【クズ塔】
《Kız Kulesi》トルコ北西部の都市イスタンブールにあるかつての城塞。ボスポラス海峡の南側、アジア側に近い小島に建っている。古代ギリシャ時代に最初の塔が築かれ、東ローマ帝国時代に要塞化され...
クズル‐アウル【Kızıl Avlu】
トルコ西部の都市ベルガマ(古代都市ペルガモン)にある遺跡。元は紀元2世紀、古代ローマ帝国のハドリアヌスの時代にエジプトの神々を祭る神殿として建造。東ローマ帝国時代にキリスト教の聖堂に改修された。...
口(くち)なお乳臭(ちちくさ)し
《「漢書」高帝紀から》年が若くて経験の足りないさまをいう言葉。口なお乳臭(にゅうしゅう)。
くつかけときじろう【沓掛時次郎】
長谷川伸の戯曲。3幕。昭和3年(1928)、「騒人」誌に発表。同年12月、帝国劇場にて初演。歌舞伎や映画化作品もある。